「蛙化現象」って何?陥ってしまう原因と好意を持たれた時の対処法
「蛙化現象」(かえるかげんしょう)という言葉を知っていますか?一度は聞いたことがある人もない人もこれを読めば、「これって私のこと?」と気づくかもしれません。最近ちらほら聞くこの言葉は実は恋愛において男性女性問わず起こってしまう現象なのです!今回はこの蛙化現象について原因と対処法をご紹介していきます。

「蛙化現象」ってなに?

蛙化現象(かえるかげんしょう)とは自分が片想いしている間はとにかく相手の長所しか見えていないのに、いざその相手から振り向いてもらったり、自分に好意を持っていると感じた途端に相手に対して興味を失ったり気持ちが悪いと思ってしまう現象のことです。もともとはグリム童話の「カエルの王様」という童話の話からきたもので、心理学用語の一つとして使われています。

さらに、この現象はおもに女性を例として挙げられることが多いのですが、実は男性も蛙化現象は起こることがあります。男性特有の狩猟本能からきている「逃げるものを徹底的に追いかける」という本能が手に入った瞬間一気に気持ちが冷めてしまうのです。経験のない人にとっては不可解な事でもあるのですが、最近の男女の恋愛の悩みの一つとして取り上げられることが多くなりました。

蛙化現象の原因①自己評価が低い

蛙化現象の原因の一つとして「自己評価が極端に低い」ことが挙げられます。「私なんかが愛されるわけがない」という考えが前提にあるため、相手から「好きだよ」なんて反対のことを言われてしまうと、「嬉しい」よりも「あり得ない」「それは正しくない」と思ってしまうのです。

また、せっかく自分に好意を示してくれた人に対しても「私のことを好きになるなんて見る目がないんじゃないか?」「センスがないんじゃないか?」と否定的な受け止め方をしてしまい、相手を遠ざけてしまうのです。もし仮に、その相手と付き合うことができたとしても「どうせ長く続かないでしょ…」とネガティブに考えてしまうので、自分から相手への好意に繋がる事が少ないのです。

蛙化現象の原因②恋に恋してしまっている

蛙化現象に陥る人の中には「相手の心が振り向くまでが恋愛のゴール」だと考えている人もいます。したがって、相手から好意を持たれた時点でその恋愛は終了であり、その先をどう進めていくかはまったく考えられていないのです。いわゆる「恋に恋する」タイプであるといえますね。

両想いになるまでの駆け引き、自分の行動によって変わる相手の反応、ドキドキ感など過程自体が恋愛において一番楽しい瞬間と感じるのでしょう。相手から冷たい反応をされたときほど燃えてしまうことがあったのに、実際に手に入れてしまうともうそのスリルを味わえないと寂しくなるのでしょうね。そしてまた次のターゲットを探し、恋愛を楽しむ…このパターンを繰り返してしまうのです。

蛙化現象の原因③恋愛経験がそもそも乏しい

「恋愛経験が乏しい」これも蛙化現象の原因ではよくあることです。過去の数少ない恋愛経験の中で嫌なことがあったりすると、それ以降性的なスキンシップに対して恐怖を感じてしまったり、浅い知識によって自分の幻想や理想とのギャップで冷めてしまう…なんてこともあります。

また、相手のことを好きになったキッカケが曖昧であったり、相手の見た目だけスペックだけに魅力を感じていたがために、自分の心の準備が整っていない場合もあるでしょう。表面的に見ると完璧に見える相手に少しの欠点や嫌な部分があったりすると、途端に気持ちが冷めてしまうのです。相手も人間ですので、美化しすぎるとなかなか恋愛には踏み込むことができません。

蛙化現象への対処法①自分を好きになる

蛙化現象に悩んでいる方に一番試してもらいたいのは「自分を好きになる」ことです。まずは、片想いの人から告白された時には「片想いだったあの人に振り向いてもらえるほど、自分には魅力がある」ということを自分で認めてあげましょう。そして、蛙化現象に陥りやすい人の特徴として完璧主義なところがあるので、「完璧な自分でなくても誰かから愛されてもいいんだ!」と考えてみてください。それだけでも大きな進歩です。

さらに、習慣的にできる方法としては、毎日その日できたことや小さな事でも達成できたことを思い出し、自分自身に対して肯定的なイメージを持ってみると良いでしょう。そうすることで、徐々に自己肯定感を上げることができますし、やがてはそんな自分に好意を持ってくれた人に対しても同じように大切にすることができるでしょう。

蛙化現象への対処法②男性経験を重ねる

自分とは体も考え方も全く別の男性に対して、過度な幻想を抱いてしまうからこそギャップに悩まされるといった場合、思い切って「男性経験を積んでみる」というのも効果的です。恋愛経験というデータが少ないからこそ、不安に感じてしまうのであって、言ってしまえば数をこなせば、男性に触れることへの恐怖心や男性の心理への理解もしだいに深まっていくのです。

もし、実際に付き合ってなにかしらギャップがあったとしても、「男性はこういうものだからな」と開き直ることができれば、蛙化現象へ繋がることも少なくなります。職場が女性ばかり、女子高出身で男性と話す機会が少なかったという人ほど、積極的に合コンや異性も参加する習い事などに赴いてみるとよいでしょう。

蛙化現象への対処法③相手をよく知ってから付き合う

蛙化現象を起こしやすい人の特徴として「相手の外見やステータスだけで惚れている」ことがあります。もちろん、好きになるタイプは人それぞれです。しかし、付き合ってから後悔することが多いというのも蛙化現象を起こしやすい人の特徴でもあるので、付き合ってから後悔することが多いという人は一度考え直してみた方が良いかもしれません。

もし、両想いになったとしても本当に自分が相手のことを好きなのか自信が持てなかったり、「あまり相手のことをよく知らないんだけど…」という人は本格的に付き合う前に「もう少しあなたの事をよく知ってからにしたい」「お友達からスタートしたい」と言ってみるのもおすすめです。仮に、相手があなたの慎重さに対して冷めてしまったり、あなたのペースに合わせてくれないといった場合は、そもそもその相手とは相性が悪いか本気ではない可能性があります。

蛙化現象への対処法④相手のいいところを再確認してみる

では、現在の恋愛においてもう蛙化現象に陥ってしまった人はどうするべきなのでしょうか?蛙化現象が始まってしまった場合、相手の嫌な部分にばかり目が行きがちになります。しかし、それは相手に本来備わっている長所が一時的に見えずらくなっている場合があるので、もう一度長所を思い出してみると良いでしょう。なお、自分が最初相手のどこを好きになったのかを振り返ってみるのもいいかもしれません。

また、スキンシップに対して苦手意識があるといった場合は、2人の今後のためにも正直に打ち明けてみるのが大切です。ストレートに「嫌なの」と相手を全面的に拒否するのではなく、「時間をかけたい」「もう一度段階を踏みたい」などと相手を傷つけないように、あくまでポジティブな方向にもっていけるとベストですね。

まとめ

誰かを好きになったり好きになってもらうことは、とても幸せなことです。そしてそれが両想いであればなおさらです。「蛙化現象」という言葉はまだまだ世間的には浸透していない、聞きなれない言葉ですが恋愛をしている人であれば同じような悩みを持つ人はたくさんいます。自分では解決できないときは信頼のおける誰かに相談してみたり、カウンセラーを頼ってみてもいいかもしれません。あなたのペースで恋愛を楽しむことができれば良いのです。