迎え舌とは?
迎え舌とは、食べ物を口に運ぶ際、舌で受け止めてから食べることをいいます。
冷たい物や大きなキャンディをなめとるときは仕方ないにせよ、迎え舌で食べると食事中に舌を見せることになるので、不快感を示す人も多くいます。
食べ方のクセは無意識に出てしまうものなので、迎え舌も意識せずにしてしまう方も多いでしょう。今回は、迎え舌になる原因と治し方について詳しくご説明していますので、気になる方は一緒に見ていきましょう。
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迎え舌はマナー違反?
食事中、口の中を見せるのはマナー違反です。咀嚼した食べ物が見えるのはとても深いですよね。迎え舌が原因で振られた経験がある人も多いようです。
一方、舌をペロっと出す仕草がセクシーに見える、豪快な食べ方を好む、好きな人だと許せるという意見もあります。好みが分かれるのですね。
ただ肯定的な意見もあるものの、基本的な食事のマナーとしては、口の中を見せることがNGであるため迎え舌もマナー違反です。否定的意見のほうが圧倒的に多いため、きれいな食べ方が出来るようにしておくと良いかもしれません。
では、迎え舌は何が原因で起きてしまうのか、次で詳しく見ていきましょう。
迎え舌の原因
- 一口が大きい
- 口周辺の筋肉が弱い
- しつけの問題
食べるとき、口いっぱいに頬張るクセがある人は迎え舌になりやすい傾向があります。一口が大きいと食べ物をしっかりこぼさず口に収めようと舌が出てしまうのです。
食べ物を噛む習慣がないと口周辺の筋肉が弱ってしまい、舌をメインで使うようになります。また、歯並びが悪い人場合も同様に、食べた物を上手く噛めないため、同じく筋肉が弱ってしまい、迎え舌になる場合が多いようです。
食事のマナーはしつけの問題が関わっている場合もあります。口に物を入れる際のしつけもそうですが、正しい箸の持ち方に矯正できていない場合など、食べ物を安定して持てずに舌で迎えに行ってしまう場合もあるようです。
迎え舌の治し方
- 自分の食事風景を観察する
- 食器の正しい使い方をマスターする
- 一口の量を減らす
- 噛む習慣をつける
迎え舌は無意識に行っていることが多いため、自分の食事風景を観察することから始めましょう。例えば鏡を見ながら食事したり、食事風景の撮影がオススメです。自分がどのように食事しているかを知り、食事マナーを身に付けましょう。
箸の持ち方が正しくないと食べ物をきちんとつまめず迎え舌になることがあります。また、スプーンやフォークなどの使い方が誤っているときも食べ物を安定して持ち運び出来ません。食器の正しい使い方を見直してみましょう。
口の幅に対して食べ物の量が多すぎると舌で受け止めようとしてしまいます。一口は、口を大きく開けなくても良いくらいの量にしましょう。
口周辺の筋肉が弱ることで舌が出てきてしまうため、食べた物をしっかり噛む習慣をつけるようにしましょう。どうしても飲み込んでしまうという人は、口を大きく開けずに食べるようにしてみてください。口の中の面積が狭く感じるようになり、自然とたくさん噛めるようになります。
まとめ
迎え舌はマナー違反にあたります。自分が迎え舌になっているかどうかは意外と気付いていないものです。一緒に食事をする人を不快にさせないように、食べ方を一度見直してみても良いかもしれませんね。
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