クリスマスローズの花言葉は?
クリスマスの時期に咲く、小ぶりで優しい色合いをしたクリスマスローズ。その主な花言葉は「忘れないで」「慰め」「追憶」「いたわり」「不安を和らげてほしい」です。

ただクリスマスローズには怖い花言葉も存在します。今回はクリスマスローズの花言葉やその由来について詳しく紹介します。

クリスマスローズの特徴

  1. クリスマスローズの詳細
  2. 植物名 クリスマスローズ(ヘレボルス)
    学名 Helleborus
    科名 キンポウゲ科
    属名 クリスマスローズ属
    原産地 西アジア、ヨーロッパ

    クリスマスローズは、ヘレボルスという花の一種で、品種改良によって生まれた花です。日本ではヘレボルスの種類全般をクリスマスローズと呼ぶことが多いのですが、英語圏では、冬咲きであるニゲルという種類のヘレボルスのことのみをクリスマスローズといいます。

    ちなみにバラ科でもなく、見た目がバラに似ていることからそう呼ばれるようになったといいます。クリスマスの時期に咲くバラってなんだか神秘的で素敵ですよね。
  3. クリスマスローズの品種
  4. クリスマスローズの品種は1000種類以上あるといわれています。

    そして色は、主に「黄」「白」「オレンジ」の3種類があります。はっきりと色が別れているという訳ではなく、薄い黄色、黄色、濃い黄色くらいのグラデーションになっています。

    では、クリスマスローズにはどのような花言葉があるのか見ていきましょう。
クリスマスローズの花言葉
  1. クリスマスローズの主な花言葉
  2. クリスマスローズの主な花言葉は「忘れないで」「慰め」「追憶」「いたわり」「不安を和らげてほしい」です。クリスマスローズの香りが不安を和らげる効果を持つため、ついた花言葉です。
  3. クリスマスローズの怖い花言葉
  4. クリスマスローズは「中傷」という少し怖い花言葉もあります。中傷とは、他者の名誉を傷つけるという意味です。あまりいい意味ではないですよね。

    また、ヘレボルスは「死の食べ物」、ニゲルは「黒」という意味です。これは、クリスマスローズの根が毒を持っていることが由来でついた名前だといわれています。

    プレゼントするときは誤解を与えないようにポジティブなメッセージを添えましょう。
クリスマスローズはいつの誕生花?
クリスマスローズは「11月16日」「12月13日」「12月19日」「12月26日」の誕生花です。クリスマスと名前はついていますが、クリスマス当日の誕生花ではないのが面白いですよね。

クリスマス当日の誕生花ではないクリスマスローズですが、キリストの誕生に関係するこんな逸話があるそうです。

キリストの誕生したとき、お祝いに駆け付けたマデロンという少女がいました。けれど彼女は、貧しくてプレゼントを渡せませんでした。そのときに流した涙が地に落ちると、そこから真っ白い花・ニゲルが咲き乱れ、彼女はその花をキリストの誕生祝いとして捧げたとされています。

貧しさで何も渡せないことを悔やんだ涙から真っ白なニゲルが咲き誇るさまは、まさに慈悲の心を重んじるクリスマスにピッタリではないでしょうか。キリストの正確な誕生日は分かっていませんが、クリスマスと関連のある花であることは確かのようですね。
クリスマスローズを贈るなら?
  1. 恋人への贈り物
  2. クリスマスローズには「忘れないで」「不安を和らげてほしい」という花言葉があります。相手にとっては少し重く感じるかもしれませんが、遠距離恋愛中の恋人に贈る気持ちのこもったギフトとして選んでみても良いかもしれません。
  3. 誕生日
  4. クリスマスローズは、誕生花として贈るものおすすめです。

    ただし、少し怖い花言葉である「中傷」という意味もあるため、贈るときはポジティブな意味でプレゼントしたことを相手に伝えましょう。もしくは「あなたを癒す」という意味を持つスノードロップとの組み合わせにするのがおすすめです。
まとめ
クリスマスの時期に咲くクリスマスローズの花言葉は、>「忘れないで」「慰め」「追憶」「いたわり」「不安を和らげてほしい」です。クリスマス当日の誕生花ではありませんが、クリスマスに恋人へのプレゼントとして贈ってみても良いかもしれません。
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