「共依存カップル」の特徴って?克服方法についても解説!
「共依存カップル」という言葉を知っていますか。カップルとは協力し合うのも大切ですが、度が過ぎると無意識にお互いに依存してしまっている可能性もあるのです。
そこで今回は、共依存カップルになる原因や陥りやすい人の特徴、さらに克服方法などについてご紹介します。

「共依存」とは?

共依存カップルの「共依存」とは文字通り、共に依存すること。相手のために一方が尽くし、尽くされた相手もそれが当たり前と思うようになり、その関係がズルズルと継続していくのです。一見、かなり過剰なものだと思われてしまいがちですが実は最近、この共依存に陥りやすい人が増えています。

また、共依存カップルの特徴は、精神面だけでなく肉体的・金銭面において、お互いが離れられられなくなることもありますし、カップルに限ったことでもありません。職場や夫婦間、親子という関係であっても、共依存になる可能性は充分考えられます。
共依存の原因は様々ですが、克服方法を知っておかなければ、かえってお互いが辛くなってしまいます。なかなか自覚するのが難しい部分でもあるので、是非今回の記事をチェックしてみて下さいね。

「共依存カップル」の特徴①パートナー優先

共依存カップルには、パートナーとの時間を常に最優先させるといった特徴があります。一見、恋人や夫婦の時間を大事にしている、理想的なカップルだと思いがちですが、例えば先約だった友人との約束をキャンセルしてまで相手と過ごしてしまうのであれば、危険信号かもしれません。パートナーを後回しに出来ない人というのは、「パートナーには自分がいなければ…」と思う気持ちがいつもどこかにあります。

またこういった人は、自分の時間を犠牲にしても相手に尽くそうとする傾向にあり、相手のお世話をしたり相手の期待に応えることで、自分の存在価値を見出しているのです。
そして尽くされた相手もまた、いつでも自分を一番に優先してくれるかで相手の愛情を測るため、徐々に求める内容もエスカレートしてしまうのです。

「共依存カップル」の特徴②パートナーがいない生活を考えられない

パートナーがいない状態では生きられないと思っていることも、共依存にはありがちな考え方です。二人だけの世界やルールの中でいることが、お互いにとって心地良く感じるので、それが長期化すると相手がいない状況自体が考えられなくなってしまうのです。

さらに、パートナーへの執着心があまりにも強すぎると、「見捨てられるのではないか」と常に恐怖を感じることもあります。どれだけ理不尽な要求であっても、今の関係を失うくらいなら自分が我慢すればいいと思ってしまうのです。

一度依存してしまうと冷静な判断が出来ないので、周囲がいくらアドバイスをしても受け入れられません。「パートナーを理解出来るのは自分だけ!」「パートナーに合わせられるのは私!」という思い込みが強すぎて、別れる事すら難しくなるのです。

「共依存カップル」の特徴③尽くしすぎている

共依存に陥りやすい人は、男女問わず「自分がいなければ相手はダメになる」と強く思い込む特徴があります。これはおもに世話好きの方に多いのですが、「この人は自分が支えてあげないと、何もできない」という考えに執着しすぎると、無意識に相手に依存してしまうのです。

さらに、相手からの要求に対して、本当は嫌だと思っている自分の感情には気づかないのに、逆に常に相手の気持ちや要望をくみ取ることには異常なほど敏感に反応します。共依存カップルで尽くす側は尽くすことに喜びを感じ、尽くされる方は尽くされている状態の自分に酔う関係性が出来上がります。
尽くす側が尽くし過ぎてしまうと、パートナーの要求もますます強くなり堕落する原因にも…。そうしてどんどん悪循環になっていくのです。

陥りやすい人って?①自己肯定感が低い

共依存カップルには、どんな特徴があるのでしょうか?まず、依存してしまいやすい人には、自己肯定感が低いことが多くあります。自信がない人は、自分で自分の価値をなかなか認められず、相手の評価や信頼度からでしか自分の存在価値を見出せないのです。

原因として考えられるのが、おもに幼少期の自分の在り方だと言われています。「周囲や親に褒められたことが極端に少ない」「成功体験が少ない」「いつも誰かと比較されることが多かった」といった経験が積み重なって、自信を持つことができなくなってしまっているのです。

加えて子供の頃から、トラウマを抱えていたり何かと我慢する場面が多かったりすると、その自尊心を大人になって取り戻したい気持ちから、誰かに感謝されないと気が済まない気質になってしまうパターンも考えられます。

陥りやすい人って?②世話好き

男女問わず、世話好きなタイプは共依存になりやすかもしれません。ちょっとした姉貴・兄貴気質であれば良いのですが、度が過ぎたものになると、相手をコントロールしたくなることもあるので要注意なのです。はじめは若干、相手をリードする程度だったのに、恋人として一緒に過ごしているうちに、どんどん相手が自分の思う通りに動くことが当たり前だと感じるのです。

相手を想う気持ちが強くなっていけばいくほど、過剰なアドバイスやサポートに繋がりやすく、少しでも相手が自分の意志に反することをすれば、「どうしてこんなに尽くしているのに」「あなたのためを思って言っているのに」となることも…。さらに、相手から感謝されることが快感となってしまっていて、抜け出せないケースもありますよ。

「共依存カップル」の克服方法①パートナーとの距離を置く

二人だけの世界に執着してしまっているカップルは、冷静に自分達を見つめられていない可能性が大いにあります。自分たちの異常さに気づかず、「これが普通のカップルだ」と思っているからこそ共依存状態は続いてしまうのです。

そこで克服するにはまず、自分だけの時間を作ることが何よりも大事です。一人の時間を作るのは、最初は辛いかもしれません。しかし、その時間の中で友人と接したり、外の世界を広げることで徐々に相手への執着が薄れていきます。そして、自立した関係が徐々に出来上がれば、お互いに依存することなく程良い距離感でいられます。

自分の時間を確保するためには、思い切って環境を変えてみるのも一つ。例えば、同棲を解消してみる、連絡頻度や会う回数のルールをなくすといったことも効果的です。

「共依存カップル」の克服方法②第三者に相談する

「もしかして、私たちって共依存なのかな?」と感じたら、二人の関係を知っている人に相談するのも有効ですよ。第三者の目から見た気持ちやアドバイスをもらうと、自分たちの関係性が普通ではないことに気づいたり、なによりも気持ちが楽になりますからね。

さらに共依存カップルの男性に多いとされる、「金銭トラブル」「浮気性」「パワハラ」「DV」が浮き彫りになることも…。相手に依存しているからこそ、本当は理不尽な要求をされている事でもスルーしてしまっていることも多いはずです。
もし、カップルの依存度が深刻だったり、自分では解決出来ないといった場合は、専門家に頼る対処法も一つの手段。法的な機関であれば、話し合いの際にも心強いですからね。

まとめ

共依存の状態は、なかなか自分やカップル同士では自覚出来ない場合が多くあります。克服するためには、「第三者に話を聞いてもらう」「自分の時間を作って、相手との距離をあえて離す」ことが効果的!

距離が近すぎる共依存カップルの場合、普通だったら考えられないようなことを相手にされていても、それが普通だと疑うことすらありません。協力はしても依存はしないのが、理想的な関係ですね!

画像出典:istock

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