目次
嫉妬させたい
彼女に「もっと自分を見てほしい、愛してほしい」と気持ちのSOSが他の女性を褒める行為につながっている場合があります。他の女性を褒めちぎると、彼女が良い気分にならないことは分かったうえで、愛情を確かめたいのです。
女性がヤキモチを焼く、リアルな姿は「本音」に近いため「本当に嫉妬してるんだな」「俺のこと好きなんだな」と安心したいのです。
この場合、彼女側がいち早く察することが大切なポイント。なぜなら、彼は彼女からの愛情を受け取りたいためです。
2人の交流が温かいものになれば「嫉妬させたい」という気持ちも薄れてくるでしょう。
最近喧嘩が多かったり、すれ違いが多いなと感じたりするのであれば、2人の時間を増やすのもひとつの方法です。
褒めた人みたいになってほしい
別の女性の外見ばかりを褒めている場合、彼女に「そうであってほしい」と遠回しに伝えている可能性があります。本人に直接話すと喧嘩になったり、お互いに気まずくなったりするだろうとの予測から、他人を褒めて気付いてもらおうとするパターンです。
ただし、頻繁に他人の女性ばかりを褒め続け、彼女が不快になる機会が多ければ一度彼との関係性を見直すキッカケと捉えても良いでしょう。
なぜなら、長くお付き合いするのは内面的な繋がりも非常に重要なためです。
外見の理想は、挙げだすとキリがありません。天井が無いのです。
彼女側が外見を変えて彼の理想に近付いたとしても、彼の反応が変わらない、または相変わらず別の女性の外見を褒める場合はストレートに聞いてみるのもひとつの手段です。
悪気なく言っている
嫉妬をさせようという意図はなく、純粋に言葉に出して褒めている場合があります。心が感動したり、単純に「すごい長所だな」と思う点を伝えているため、悪気はありません。
このような彼の場合は、男女問わず褒めていることも多々あります。たまたま褒めた相手が女性だっただけで、普段はさまざまな人たちに思いやりを配ったり、褒めたりしている可能性も。
日頃から彼がどんな人間関係を紡いでいるのか?人脈はどれほどなのか?などを観察したうえで、受け入れるか、またはなぜ褒めたのか?を聞くと良いでしょう。
特に、モデルや女優のような人が現れて、思わず褒めた場合は冷静に「私も目の前に俳優さんやアイドルが現れたら思わずドキッとするな」と同じ立場になって考えてみるのがおすすめです。
恋人に悪気はないけど、思わず褒めるパターンは男女問わず起こりやすいといえるでしょう。
社交辞令
人付き合いが上手な男性は、社交辞令なのか好意を持って話しているのか、分かりづらいこともあるでしょう。人付き合いが上手な人は第一印象を魅せるのも得意です。
そのため、相手が気持ちよくなる言葉がスラスラと出てきます。
さらに彼女の大切な身内、友人だと大事にしたい思いから、褒めることもあるでしょう。
それは彼女との今後を想ってのこと。他の女性を褒める場合はしっかりと見極めたうえで、気になることがあれば伝えてみましょう。
見極める方法としては、褒めるときの話し方がゆっくりだったり、冷静に淡々と話しているなどです。落ち着いて褒めている場合は、社交辞令の可能性が高いでしょう。
対応方法①「やめてほしい」とハッキリと言う
どのパターンにせよ、褒めている側は、嫌な気分になっていないのが特徴です。そのため、彼女がその時どう想っていたのか?を真剣に考えていない場合も。
他の女性を褒めて嫌だったことを伝えることにより「そうだったの?」と驚く男性も少なくはありません。言われないと気付かないのは、誰にでもあることです。
正直な気持ちを伝えることにより「今度から気をつけよう。
嫌な思いをさせて悪かったな」と思ってくれる場合もあるでしょう。彼に伝える際に気をつけるポイントはケンカ腰に言わない、不機嫌そうに、イライラをアピールしながら言わない、の2点です。
男性心理的には「気をつけよう」と思えず、先に反発心が出てきてしまいます。
言い争いにならないためにも、可愛らしく伝える、悲しかったことを弱々しく伝える、など控えめな態度でありながらもハッキリと伝えるのが大切です。
対応方法②自分も異性を褒める
彼が、特定の女性をやたらと褒めたり、そうではなくても褒める機会をよく目にしたりする場合は、思いきって彼の前で別の男性を褒めるのも良いでしょう。嫉妬させることにより、相手に気づかせてあげることもできるでしょう。
ただ「自分は良いけど彼女が別の人を褒めるのは嫌だ」という男性も多いため、彼が不機嫌になったら「私も同じ思いをして嫌だった」と、打ち明ける良いキッカケができます。
その際に2人が理解し合える話し合いができれば関係性はとても深まっていくでしょう。
もし、話し合っても彼が変わってくれない場合は、作戦変更です。自分も一緒になって、彼と褒めましょう。彼が動揺していても、澄ました顔でいれば、嫉妬させるのは無駄なことだと悟ってくれるかもしれません。
対応方法③思い切ってその女性を目指してみる
最終手段という位置付けで、褒めた女性を目指してみるのもひとつの方法です。ただ、目指す過程で、常にその女性と自分を比べてしまう恐れがあります。
常に自分と他人を比べると、自己評価が下がりがちになります。
本当は、ありのままの自分を活かせるはずが、毎日が辛くなってしまうと彼との関係性に影響が出るかもしれません。思い切って他の女性になりきるときは、動機がポジティブで、前向きに捉えられる範囲であれば良いでしょう。
目指すのであれば、しっかりと彼に、どんな女性を尊敬できるのか、思わず褒めたくなる女性について聞いてみると道にそれず、自分磨きを実践できるでしょう。
対応方法④彼氏と会わせないようにする
彼が他の女性を褒める機会が多く、耐えられない場合は物理的な距離を取らせる方法もあります。
しかし難易度は高めです。なぜなら、彼の行動を制限しすぎると不満が溜まってしまい、ケンカの原因になるためです。離そうと思っているのに、お互いの関係がギクシャクしてしまっては本末転倒。
女優になりきって演技する気持ちで、距離を取る方法を考えるのがおすすめです。
例えば、女性と会う予定ができたら、自分も同行する、常に彼との距離を縮めておく、などです。しっかりと2人の交流が固くなっていれば、浮気防止にもなり一石二鳥です。
注意するのは「もうあの女性と会わないで!」と命令しないこと。
男性心理的に「指図」されるのはとても苦痛になります。ストレートに伝えたほうが早く理解してくれそうだと思いがちですが、言い方を変えるだけで受け取る側も全く違った感情になります。
まとめ
彼が他の女性を褒める内容は、外見なのか性格なのかを見極めるのが大切なポイントです。内面ばかり褒めているときは、精神的な繋がりを求めているかもしれません。
その場合は普段よりも思いやりを前面に出してみると良いでしょう。一方で、外見ばかりを褒めている場合は、刺激を求めているかもしれません。
デートなどがマンネリ化しているかな?と感じたら、新しい取り組み、デート先などを彼に提案してみましょう。
画像出典:istock