ツツジはどんな花?
晩春から初夏にかけて鮮やかなピンクの花を咲かせるツツジ。そんなツツジの主な花言葉は、「慎み」「節度」です。目を引く鮮やかさをしているのに、少し不思議ですよね。またツツジは、赤色や白色のものもあり、それぞれに花言葉がついています。

今回は、ツツジの花言葉や由来について詳しく紹介していきます。

ツツジの花言葉と由来

  1. ツツジの主な花言葉
  2. ツツジの主な花言葉は、「慎み」「節度」です。

    これは、若々しい葉と艶やかな花を咲かせることから、若くて美しい女性に例えられる花とされていたことが由来だといわれています。
  3. ツツジの英語の花言葉
  4. ツツジには英語では「節制」「禁酒」「体を大切にね」「もろさ」という花言葉がついています。これは、ツツジが乾燥した土地を好むことから、英語名にラテン語で「乾燥」という意味の「azaleos(アザレア)」とついたことが由来となっています。

    英語では、「乾燥」も「禁酒」も「dry(ドライ)」と表現するので、ツツジ=乾燥=禁酒と連想していって花言葉になったといわれています。

    また、「節制」という花言葉は、乾燥地帯を好むところから欲のないイメージがつき、花言葉になったといわれています。
  5. ツツジの英語の花言葉
  6. ツツジは色別にも花言葉がついています。

    赤色 「燃え上る想い」「恋の喜び」
    ピンク色 「愛の喜び」
    白色 「初恋」
    紫色 「美しい人」
    これらの花言葉の由来は、赤色が真っ赤な赤い花をたくさんつけるところから、白色は白色の純潔な印象から、ピンク色はピンク色が愛や愛おしさの象徴であることから、紫色は紫色が高貴な印象があることだといわれています。
  7. ツツジの怖い花言葉
  8. ツツジに怖い花言葉はありません。恋を連想させるような花言葉がたくさんついているので、恋人への贈り物にしてみても良いかもしれませんね。
ツツジの特徴
  1. ツツジの詳細
  2. 植物名 ツツジ
    学名 Rhododendron pulchrum
    科名 ツツジ科
    属名 ツツジ属
    原産地 東アジア
    開花時期 4~5月
    ツツジは、一つの茎から花をたくさん咲かせます。まとまって咲くので、垣根のように街に並べられることも多く、なじみ深いという方も多いのではないでしょうか。

    また、ツツジからは蜜を吸えるという印象がある方もいるかと思います。ただツツジはの中には、毒を持つ種類もあるので、ツツジの蜜を吸うのは控えておきましょう。
  3. ツツジという名前の由来は?
  4. ツツジは漢字で「躑躅」と書きます。「躑躅」は進んでは引き返し、躊躇することという意味があります。ツツジの美しさに見とれて足を止めてしまうことから、この名前がついたといわれています。
ツツジはいつの誕生花?
ツツジが誕生花となっている日は、「5月12日」「6月7日」です。誕生花である日がとても少ないので、開花時期である4~5月に合わせて贈ってみても良いかもしれませんね。
ツツジを贈るなら?
  1. 記念日
  2. ツツジは恋や愛に関する花言葉がたくさんついているので、恋人との記念日や大切な人への贈り物に向いています。
  3. お祝い事
  4. ピンク色のツツジの花言葉「愛の喜び」になぞらえて、結婚祝いや出産祝いに送ってみたり、紫色のツツジの花言葉「美しい人」になぞらえて、賞を受賞した方への贈り物にしてみたりするのも良いでしょう。
まとめ
ツツジは鮮やかで存在感のあるお花ですが、花言葉には「慎み」や「節度」という控えめな花言葉がついています。色別で見ると愛や恋に関する花言葉がついているので、大切な人への贈り物には色別の花言葉を参考にしてみると良いでしょう。

▼花言葉一覧をみる▼
その他のおすすめコラム