ネモフィラはどんな花?
花びらの中心は白く、外側は鮮やかで爽やかな青さをしているネモフィラ。群生するお花で、開花時期になると、あたり一面が海のようになることで有名です。そんなネモフィラの主な花言葉は、「清々しい心」「可憐」「成功」「あなたを許す」です。青色で知られるネモフィラですが、他にも紫や白の種類もあり、それぞれに花言葉がついています。

今回は、ネモフィラの花言葉や由来について詳しく紹介していきます。

ネモフィラの花言葉と由来

  1. ネモフィラの主な花言葉
  2. ネモフィラの主な花言葉は、「清々しい心」「可憐」「成功」「あなたを許す」です。

    これは、可愛らしい小ぶりな花をしていることと、鮮やかで心を穏やかにするところからついた花言葉だといわれています。
  3. ネモフィラの色別の花言葉
  4. ネモフィラは、色別に花言葉があります。

    華やかさと心をリフレッシュしてくれる青色は「あなたを許す」、純白でどんな所でも根付くイメージのある白色は「成功」、気高いイメージのある黒や紫は「荘厳」とつけられています。
    青色 「あなたを許す」「清々しい心」
    白色 「成功」
    紫色・黒色 「荘厳」「愛国心」
  5. ネモフィラの怖い花言葉
  6. ネモフィラの怖い花言葉はありませんが、「あなたを許す」の言葉は、ギリシャ神話の悲しい恋が由来になっています。

    その物語とは、ネモフィラという名の美しい女性に恋をした男性がキッカケで、彼女と結ばれたい男性は、願いを叶える代わりに神へ命を捧げる約束をしたというお話です。

    2人は恋仲になったものの男性は命を落とし、悲しみに暮れたネモフィラは冥界まで辿り着くも、夫には会えませんでした。その様子を見たハデスが不憫に思い、ネモフィラを花の姿に変えたことが、ネモフィラの花言葉の由来です。
ネモフィラの特徴
  1. ネモフィラの詳細
  2. 植物名 ネモフィラ
    学名 Nemophila
    科名 ムラサキ科
    属名 ルリカラクサ属/ネモフィラ属
    原産地 北アメリカ
    開花時期 3~5月
    ネモフィラは3~5月に咲く北アメリカ原産のお花です。花びらには深い切れ込みが入っていて、しわしわとした柔らかい質感をしています。また、匍匐性(ほふくせい)といって茎や枝が地を這うように伸びる性質を持っています。そのため広い範囲に広がって咲き、あたり一面が綺麗な花海となるのです。
  3. ネモフィラという名前の由来は?
  4. ネモフィラという名前は、ギリシャ語の小さな森という意味の「nemos(ネモス)」と、愛するという意味の「phileo(フィロ)」を合わせたものです。
  5. ネモフィラの和名は?
  6. ネモフィラの和名は、瑠璃色であることと葉が唐草模様に似ていることから「瑠璃唐草(るりからくさ)」とつけられています。瑠璃色とは、紫みのある濃い青色のことで、唐草模様とは、ツタが張っているようなクルクルとした模様のことをいいます。

    ちなみにネモフィラの英名は「Baby blue eyes」です。赤ちゃんの青い瞳という意味で、花の中心が白くなっているところからついたといわれています。
ネモフィラはいつの誕生花?
ネモフィラの誕生花は、「1月28日」「4月7日」「4月30日」です。

誕生日や記念日のプレゼントにしたいところではありますが、茎が柔らかく短い花なので、花屋での取り扱いはほとんどありません。ネモフィラを贈ろうと思ったときは、見頃を迎える時期に、ネモフィラの咲いている場所に一緒に行くと良いかもしれません。
まとめ
ネモフィラは、開花時期になると一面を鮮やかなカラーで埋め尽くす花です。有名なものは青色のネモフィラですが、白や紫も人気を集めています。茎が柔らかく短いため、花束には不向きですが、ネモフィラの見頃をめがけて、一緒に見に行くのもロマンチックですね。

▼花言葉一覧をみる▼
その他のおすすめコラム