ゆず湯とは?
ゆず湯とは、冬至の日に入ると邪気を払うと言われているゆずの入ったお風呂のことをいいます。
でもなぜ、冬至の日にゆず湯に入ると良いのでしょうか?今回は、冬至やゆず湯の由来などについて詳しく解説していきます。
でもなぜ、冬至の日にゆず湯に入ると良いのでしょうか?今回は、冬至やゆず湯の由来などについて詳しく解説していきます。
冬至の日とは?いつ?
- 冬至の日はどんな日?
- 冬至の日はいつ?
冬至の日とは、毎年12月の21、22日あたりにある二十四節気のことです。
冬至の日には、太陽の位置が低くなり、日照時間が一年の内で最も短くなります。そしてこの日を境に、日はどんどん長くなって行きます。そのため古くから、太陽が生まれ変わる日として祭りが行われていました。
ただ、日照時間がとても少ないということもあり、寒さが極まる日として「死に一番近い日」でもありました。そのため、体を壊さないよう願って栄養の高いものを食したり、運を呼び寄せるために「ん」がつくものを食べて縁起を担いだりする風習ができたといいます。
冬至の日には、太陽の位置が低くなり、日照時間が一年の内で最も短くなります。そしてこの日を境に、日はどんどん長くなって行きます。そのため古くから、太陽が生まれ変わる日として祭りが行われていました。
ただ、日照時間がとても少ないということもあり、寒さが極まる日として「死に一番近い日」でもありました。そのため、体を壊さないよう願って栄養の高いものを食したり、運を呼び寄せるために「ん」がつくものを食べて縁起を担いだりする風習ができたといいます。
2024年以降の冬至の日は次の通りです。
2024年12月21日
2025年12月22日
2026年12月22日
2027年12月22日
2028年12月21日
2029年12月21日
2030年12月22日
2031年12月22日
2032年12月21日
2033年12月21日
2024年12月21日
2025年12月22日
2026年12月22日
2027年12月22日
2028年12月21日
2029年12月21日
2030年12月22日
2031年12月22日
2032年12月21日
2033年12月21日
ゆず湯に入る理由とは?
ゆず湯に入る理由とは何なのでしょうか?3つ理由や説を紹介します。
- 禊(みそぎ)のために
- 融通が利くように
- 苦労が実るようにという願掛け
冬至の日は昔、寒さが極まる日であるため「死に一番近い日」といわれていました。「死」という邪気を払うために、禊としての役割を担っていたのがゆず湯だったそうです。
”ゆず”にかけて「”融通(ゆうずう)”が利くように」というところから、何事も上手くいくようにという願掛けとしてゆず湯に入る習慣ができたともいわれています。
ゆずが実るまでには、とても長い年月がかかります。長い時間をかけて実ったゆずをお湯に入れることで、長年の苦労が実るようにとの願いを込めてゆず湯に入るようになったともいわれています。
ゆず湯の効果とは?
ゆず湯に入る目的は主に邪気払いと願掛けですが、ゆず湯には、それ以外にも良い効果があります。ではゆず湯の効果について見てみましょう。
- 血行促進
- 肌の乾燥防止
- リラックス効果
柑橘類のゆずには、多くのビタミンCが含まれています。お湯に入れるとビタミンCが溶けだし、その効果で血行が促進されて体が温まりやすくなるといわれています。
ゆずには精油が含まれています。お湯に精油が溶けだすことで肌をしっとりさせ、冬場の乾燥に負けない美肌を作るサポートをしてくれるといわれています。
柑橘系の香りは、リラックス効果が高いといわれています。ゆずの精油も爽やかな柑橘系の香りがするので、ゆず湯に入ると疲労回復や快眠効果があるといわれています。
ゆず湯の作り方と入り方
では、ゆず湯の作り方と入り方を詳しく見ていきましょう。
- ゆず湯の作り方
- ゆず湯の入り方
ゆず湯の作り方は簡単です。まずはゆずを爪楊枝で数か所穴を開け、網の袋に入れましょう。香りを楽しみたいなら輪切りか半分にカットするのもおすすめです。
ただし、敏感肌の人はゆずのリモネン酸が刺激になる可能性もあるので、切らずに入れてましょう。3~5個ほどのゆずを入れれば、十分に効果を期待できます。
ただし、敏感肌の人はゆずのリモネン酸が刺激になる可能性もあるので、切らずに入れてましょう。3~5個ほどのゆずを入れれば、十分に効果を期待できます。
入り方に決まりはありませんが、運を上げたいときは「一陽来復」と唱えましょう。
「一陽来復」とは冬至を指す言葉で、悪いことが続いた後に好運を得られるという意味です。冬至の日には太陽が再生するというところからこう言われるようになったといいます。
「一陽来復」とは冬至を指す言葉で、悪いことが続いた後に好運を得られるという意味です。冬至の日には太陽が再生するというところからこう言われるようになったといいます。
まとめ
ゆず湯は、邪気を払って運気を向上させるためのゲン担ぎとして定着した風習です。ただゆず湯の効果はそれだけではなく、血行促進や乾燥肌対策、リラックス効果などもあります。
ただ、敏感肌の人はゆずのリモネン酸が刺激になる場合もあるので、切らずに丸ごとお湯に入れて楽しんでみましょう。
ただ、敏感肌の人はゆずのリモネン酸が刺激になる場合もあるので、切らずに丸ごとお湯に入れて楽しんでみましょう。
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