楽しそうでいいね
この言葉は一見、褒め言葉のように聞こえますが、他人に対して嫉妬心満載!挙句の果てには自信の不遇に気付いてほしいのだという「かまってちゃん」アピールでもあり、嫌味な不幸な言葉となってしまいます。
いつも他人を妬んでいたり、嫉妬ばかりしているとどうしても不幸を引き寄せてしまいます。幸福な人は、自分の幸福な環境、時間を全てを楽しんでいます。
周りが幸福になったら、自分は幸福になれないというわけではないので、周りの人の幸福を自分のものにできるように意識をしてみると良いですね。
悩みなさそうだよね
この言葉を使ってしまう人の多くは、逆に自信が大した悩みを持っていないという人が多いでしょう。悩みがあるということがあたかも美徳であるかのように勘違いしているのかもしれませんね。しかし、悩みがあるということは果たして本当に良い事なのでしょうか。
「悩んでこそ人」と考える人もいるかもしれませんが、「悩みを解決してこそ人」と考えていれば、悩みがない人の方が充実した人生を送っていると考えられますね。そう考えていれば、「悩みがなさそうだよね」という言葉を、他人にいうことはなくなるのではないでしょうか。
私、そういうキャラじゃないから
これは、いったい「あなたはどんなキャラなの?」と相手から思われてしまうことがあります。自分が周りに「こんなキャラだと思われてるはず」と思っていることは、意外にも違っている事もあります。本当に親しい友達ならあなたのキャラを完全に理解してくれているかもしれませんが、関わりが少ない場合は理解してくれていないことがあります。
そんな時に、「私、そういうキャラじゃないから」と言ってしまうと、「ん?」と不快感を与えてしまう事もあります。
キャラを周囲に見せているのは、自分自身です。自分のありのままを見せていることで、自分の思う「キャラ」と周りから思われている「キャラ」が一緒になることがあるかもしれませんね。
いつも元気だよね
こちらも褒め言葉のつもりで使っている人が多い言葉ですね。相手が「私元気です」と感じてくれるとは限りません。実際は無理をして元気があるように見せている、または良く見えるように努力しているのかもしれません。
その場合は、「いつも元気だよね」ではなく、「場を和ませてくれていつも助かっている」など、相手が努力していることを認めて上げることが大事ですね。
私は後でいいよ
周りに人に気を遣い「私は後でいいよ」と我慢して、自分を後回しにしていませんか? 「お先にどうぞ」という考えは時に、あなたに損させているかもしれませんよ。あなたには幸運のチャンスが沢山巡ってくています。しかし、必ずチャンスをものにできるとは限りません。チャンスがきていても、その時間、その場所にいても掴み取れないこともあります。
また、「私は後でいいよ」と言われた側は、興味ないのかな、欲しくないのかな?と感じてしまう事もあります。素直に興味を見せたり、欲しがった方が相手からは喜ばれることもありますので、状況を見て自分の意志を主張することも大事ですよ。
まとめ
言葉選びは、非常に難しいかもしれません。相手にどう思われるのか考えすぎると、自分のいいたいことが言えなくなってしまいます。そうならないためにも、一番大切なのは日々の人間関係の構築です。
時には友人とケンカをすることも必要かもしれません。お互いの意志を伝え合うことでさらに強い絆が生まれることがあります。
「この言葉はダメだ」とは一概には言えませんが、相手を不快にさせてしまう可能性があると感じたら、発言をするまえに「自分が言われたらどう思うだろう?」と考えてみてくださいね。