美味しく食べてUVケア♡ 紫外線対策になる食べ物をご紹介します!
だんだんと暖かくなるにつれて、外でのアクティビティーも増える春から初夏は紫外線対策が欠かせません。今回は、紫外線対策になる食べ物を紹介。UVケア商品にプラスして体内から紫外線対策を始めましょう。

紫外線対策はいつからがベスト?

紫外線対策は春の3月からスタートするのがおすすめです。紫外線は4月ごろからだんだんと増え始め、6月~8月にピークを迎えます。

では、なぜ3月から始めるのがおすすめなのかと言うと、お肌の準備期間があるため。紫外線が少ない冬の間は、紫外線と同時にお肌も弱っている状態です。しかし、春先の3月から夏に向けてお肌の準備段階に入ります。そのため、紫外線が増える4月よりも、前もって徐々に対策を始めると、肌トラブルもなく紫外線対策がスムーズにできるためです。

3月はまだまだ肌寒い日が多いため、紫外線対策は不要だと思われがちですが、早めの対策こそが紫外線を制するカギなのです。日差しが強くなる前に対策を始めましょう。

紫外線対策の食べ物① ダークチョコレート

カカオの含有率が55%以上の「ダークチョコレート」がおすすめ。ダークチョコレートには「カカオポリフェノール」が豊富に含まれており、効果は抗炎症作用と抗酸化作用です。

抗炎症作用は、日焼けのほてりや赤みを鎮静化させ、肌の修復を手助けします。一方の抗酸化作用は、紫外線による肌老化や炎症を抑える効果が期待できるでしょう。

1日の摂取量は15g~20gが目安で、板チョコなら2片か3片です。カカオポリフェノールは体内で蓄積されず排出されてしまうため、毎日少しずつ取り入れるのがポイントです。食べる時間帯は、午後2~4時が脂肪になりにくい時間といわれています。また食べるタイミングは、食前に食べるのがよいでしょう。

紫外線対策の食べ物② サツマイモ


加熱しても壊れにくいビタミンCが魅力のサツマイモ

サツマイモには、活性酸素を防ぐベータカロチン、抗酸化作用のポリフェノールとビタミンCが豊富に含まれています。また、サツマイモに含まれるビタミンCはデンプンに守られているため、加熱してもしっかりと栄養が残り、さまざまな料理に活用できるのもポイント。

ポリフェノールは皮の部分に多く含まれているため、皮ごと食べられるレシピがよいでしょう。サツマイモの1日の摂取量は、70g〜140gで約半分~約1本ぐらいが目安です。

効果を得たいがあまりに、たくさん食べすぎるのはNG。カロリーと糖質が多いため、太ってしまう原因になってしまいます。糖質をエネルギーに変えるには、昼間に食べるのがおすすめです。

紫外線対策の食べ物③ トマト


夏野菜の代表格「トマト」も、紫外線対策に欠かせない食材の1つです。

ご存じの方も多いように、トマトには抗酸化作用があるリコピンが豊富に含まれています。リコピンには紫外線による、くすみやシワの原因である酸化ストレスや炎症を抑えたり、肌コラーゲンの減少を防いだりする効果が期待できます。

そのため、紫外線対策にもってこいの食材と言えるでしょう。1日の摂取量は、2個~3個。ミニトマトなら10個程度が目安です。他にも、ジュースならコップ1杯、ペーストなら大さじ3杯が目安とされています。

また、リコピンは加熱することと、油と一緒に食べることで吸収率がアップします。炒め物に混ぜたり、パスタソースにしたり工夫を凝らしてみましょう。

紫外線対策の食べ物④ ブロッコリー


レモンよりもビタミンCが豊富な「ブロッコリー」も、立派な紫外線対策食材です。

ブロッコリーには、メラニン色素の生成や沈着を防ぐビタミンCをはじめ、皮膚や粘膜を保護するビタミンA、抗酸化作用のあるフラボノールが豊富に含まれています。

ブロッコリーの1日の摂取量目安は約100g。これは、食べやすい大きさを1房としたとき、約5房~7房くらいが目安の量です。ブロッコリー1株が約300g~500g程度なので、数日に分けて食べるのがよいでしょう。

サラダにしてもよし、コラーゲン豊富な手羽先と煮込んでもおいしく食べられます。ただし、紫外線の吸収を高める「ソラレン」が含まれているため、食べるのは夜がおすすめです。

紫外線対策の食べ物⑤ ココナッツオイル


食べる美容液とも言われる「ココナッツオイル」もおすすめ食品の1つ。

ココナッツオイルには、細胞の老化を防いだり、ホルモンバランスを整えるビタミンEが含まれており、紫外線対策にバッチリです。ココナッツオイルは熱に非常に強いため、炒め物や揚げ物用の油としても活用できます。ココナッツオイルを使った揚げ物は、サクッ感が持続して軽い上げあがりが特徴です。

また、サラダやコーヒーなどの飲み物にそのままかけて食べる場合でも効果を得ることができるため、オールマイティーに使える食品と言えるでしょう。

1日の摂取量の目安は、1/4カップほど。甘いココナッツの風味を生かして、さまざまな食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

紫外線対策に逆効果の食べ物 ①柑橘類

ビタミンが豊富な柑橘系のフルーツは、紫外線対策に不向きな食材の1つ。

理由は、柑橘系のフルーツに多く含まれる「ソラレン」という成分が原因です。ソラレンは、紫外線に反応し吸収を高めてしまいます。そのため、肌の炎症や色素沈着を引き起こしてしまいます。

また、ソラレンを摂取したあとは、メラニンの生成を高め、シミやくすみの原因に。ソラレンが含まれるフルーツは、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどで、特に朝食で食べるようなフルーツに多いのが特徴です。

ソラレンは摂取してから、その効果が約7時間ほど続くと言われています。そのため、朝食べると、夕方まで紫外線を吸収し続けてしまう結果に。もしフルーツを食べたい場合は、夜に食べることを徹底しましょう。

紫外線対策に逆効果の食べ物 ②ウリ科の野菜や果物

ウリ科のキウイ、キュウリ、セロリなども「ソラレン」を含んだ野菜や果物のため、紫外線対策には逆効果な食べ物です。

キウイやキュウリには、カリウムやビタミン。セロリには、ビタミンや食物繊維が含まれており、それぞれに栄養や効果がある食材には間違いないですが、紫外線対策には注意が必要です。柑橘系の果物と同じように、ソラレンが紫外線の吸収を促す役割を担ってしまいます。

しかし、紫外線対策をしたいからと言って、まったく食べないことは栄養の偏りや、偏食になりバランスが崩れてしまいます。そのため、朝に食べることを注意して、夜に食べるようにすれば問題ありません。何事もバランスよく、偏りがないように気をつけましょう。

まとめ

夏本番を迎える前に、紫外線対策を体の内側からも始めましょう。今年はマスクの着用が緩和され、素顔を思いっきり楽しめる年でもあります。

しかし、シミやくすみが目立つとマスクを外すことに億劫な人も多いのではないでしょうか。

また、肌が荒れていると日々のモチベーションや恋愛への勇気も無くなってしまいます。そこで今こそ、食事を見直した内側からのアプローチで、紫外線にも強い美肌を手に入れましょう。

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