恋愛脳とは? 特徴チェックリスト・男女の違い・恋愛脳をやめるには?

恋愛脳とは?

恋愛脳とは、恋愛中心で物事を考える思考や状態のことを言います。例えば、恋人が途切れない人、恋愛トークばかりする人などが該当します。恋愛脳は「恋愛体質」とも呼ばれ、こういった特徴を持つ人は男女どちらにも存在しています。

恋愛脳である人は、人付き合いが得意というメリットがある一方、恋人優先で友人としていた先約をキャンセルをすることから、付き合いづらい人というマイナスなイメージも持たれています。

良い面も悪い面もある恋愛脳には、他にどんな特徴があるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

恋愛脳 特徴チェックリスト


チェックリスト
常に恋していたいと思う
恋バナが好き
すぐに新しい恋人ができる
交際が長続きしない
同性の友達より異性の友達の方が多い
恋愛対象の幅は広め
たとえ既婚者でも好きになったら付き合いたいと思う
SNSにアップするのは恋人との写真か自撮り
フットワークが軽く恋愛に繋がりそうな誘いは断らない
ひとりの時間は少ないほうである
人の恋愛にも積極的に関わろうとする
浮気癖がある
失恋すると仕事が手につかなくなる
「恋人がいる」ということがステータスだと思う
彼氏に振り回される
友人よりも恋人優先
好きな人がころころ変わる
男女の友情は全然信じてない
何個当てはまったかで、あなたの恋愛脳がわかります。
0~2: 低・恋愛脳
3~6: 中・恋愛脳
7~12: 高・恋愛脳
13~18: 超・恋愛脳

恋愛脳 男女別の特徴

「恋愛脳」男性の特徴
・スキンケアや清潔感に力を入れている
・干渉過多で束縛はげしめ
・気分屋
・初対面からアプローチ強め
・スキンシップ多め
・モテテクを勉強している
・ロマンチスト
・一目惚れが多い

「恋愛脳」女性の特徴
・男性目線を意識した見た目に力を入れている
・すぐに同棲したがる
・感情のアップダウンが激しい
・コミュ力が高い
・近い距離で話すのがくせ
・あざとテクや男性を落とすための方法を研究している
・恋に恋している
・恋愛対象がコロコロ変わる

なぜ恋愛脳になるのか

なぜ恋愛脳になるのか。それは3つの心理的要因があると言います。
①承認欲求が強い
愛されたい、注目されたいという思いは恋愛への意欲を高めます。承認欲求をまったく満たしてくれない友達や家族に囲まれていると、恋人に満たしてもらおうと恋愛に意識が向くようになります。

②ネガティブ思考
失敗や新しいチャレンジを恐れる人は、いざ恐れていることが身に降りかかってきたときの保険として自分を受け入れてくれる人を探しています。

③愛情深いから
情に厚く、人のためになりたいと思っている人、愛情をささげる人に出会いたいと思っている人は恋愛への欲求は人より高くなります。

④恋愛初期にでるオキシトシンを味わいたい
恋愛初期にの脳内に分泌される物質をオキシトシンと言います。これは幸福感をもたらすもので、時間が経つと分泌が抑えられ、以前のような幸福感を味わえなくなってくるようになっています。そのため、恋愛から離れられないという人はこのオキシトシンを味わうために、常に恋愛に意識が向いている可能性があると言えます。

恋愛脳の人はどう思われてる?

ネガティブな意見
・軽い女・男だと思う
恋愛脳の人は、恋愛対象が広くて節操がないイメージを抱かれているようです。

・予定を守らないから信用がない
恋愛脳の友だちにドタキャンされた経験がある人は、相手を信用できなくなることでしょう。

・情緒不安定
恋愛脳の人は浮き沈みが激しい傾向にあるので、それに振り回されると嫌気がさしてくるようです。

・周りを気にしすぎてて面倒くさい
恋愛脳の人といると、メイク直しや髪型が崩れていないかのチェックをするために、話の途中で鏡を見たりトイレに付き合わされたりして、それが面倒くさいと感じる人もいるようです。

ポジティブな意見
・恋バナが豊富で楽しい
恋愛脳の人は恋バナには困らないという特技を持っています。聞き専の人は、その話が面白さで退屈せずに済むようです。

・見た目を気にするからかわいい・美人
周囲や見た目をきにするのは、かわいさ・美人度・オシャレ度に直結します。素敵な友人と一緒に歩ける誇らしさが芽生えるのでしょう。

・人生楽しそう
夢中になれることがあるのは素晴らしいことです。うらやましくもなりますよね。

恋愛脳をやめる5つの方法

恋愛脳であることに何も支障がなければ、恋愛脳をやめる必要はありません。しかし、恋愛脳であるがゆえに問題が起こるようなら、恋愛への依存度をゆるめる必要があるでしょう。その方法を〇つご紹介します。

①動物と触れ合ってオキシトシンを出す
恋愛で得られる幸福感は主にオキシトシンという神経伝達物質によってもたらされています。これは、動物や赤ちゃんとの触れ合いでも分泌されます。「恋愛していると幸せだからやめられない」と考えている人は、別の方法でオキシトシンを出すようにしてみましょう。動物との触れ合い以外に、ビタミンC、マグネシウムなどの栄養素を摂取することでもオキシトシンは分泌されます。食事に関しては、次の項目で詳しく触れますね。

②友人・家族と食事を取るようにする
幸福感をもたらすオキシトシンを分泌させる主な栄養素は、ビタミンC、マグネシウム、タウリン、プロバイオティクスです。野菜、果物、豆類、海藻に含まれています。

また、オキシトシンは友人・家族など親しい人と食事を取ることでも分泌されると言います。恋人との食事を減らしても、ちゃんと幸福感は得られるのです。

③理想のタイプや理想的な自分を書き出してみる
脳は、今までに成功した考え方や行動パターンを記憶して、次も同じようにすることを促進するという働きを持っています。そのため、恋愛重視の考え方も改善していくことが可能です。

とはいえ、すぐに恋愛について考えないようにするのは難しいでしょう。まずは、自分の恋愛について紙に書きだして客観視できるようにしてみましょう。このとき、頭でのみ考えるのではなく、ちゃんと紙に書いて可視化することで脳内がすっきりしていきます。
書き出す内容は、以下のものがおすすめです。これ以外にも、恋愛について思いついたことはなんでも書き出してみましょう。

・自分の理想のタイプ
・今までの恋愛成功例・失敗例
・将来、結婚はするつもりなのかなどの未来設計について
・恋愛以外に大事なこと


④夢中になれることを探す
恋愛をしている間、何をすればいいのか明確だから充実感を得られる、だから恋愛をやめられないという人は、他に夢中になれそうなものを探してみましょう。たった一つで満足できるものを探すのは難しいかと思われます。複数、楽しめるものを探してみてください。読書、ピラティス、ゲーム、ドラマ、仕事など、今まで食わず嫌いしていたものに触れてみて、それをどうやったら楽しめるか考えてみましょう。

⑤自分を推す
恋愛脳を改善するために、趣味として推し活を選択するのも良いでしょう。ただ、アイドルや俳優の推し活は、対象を変えた恋愛脳の継続になりかねないためおすすめはできません。

推し活するなら、自分を推すようにしてみてください。無条件に自分をべた褒めすることで、新たな発見を得られるかもしれません。

まとめ

恋愛脳は良い面も悪い面も存在します。恋愛脳である本人がつらくないのであればそのままでも構いませんが、恋愛脳であることに嫌気がさして来たら、まずはなぜ恋愛が好きなのか、なぜ恋愛中心になってしまうのかと向き合ってみましょう。

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