アラサーとは?何歳から?
アラサーとは、30歳前後の人を指す言葉です。アラウンドサーティーの略語で、around(周辺)とthirty(30)をかけあわせた和製英語です。アラサーの女性のことをアラサー女子ということもあります。

アラサーに該当する年齢の範囲は、四捨五入して30歳になる年齢、つまり25~34歳です。「アラサー」という言葉に老けた印象を持つ人が多く、年齢幅を狭めて「28~34歳」だと考えている人もいます。

アラサーは、大人としての階段を一歩踏み出す年齢です。これまでの経験を活かして最適な選択を出来るようになれれば、素敵なアラサーだと胸を張って言えるでしょう。では、アラサーになると訪れる変化と素敵なアラサーの例を一緒に見ていきましょう。

年齢別|アラサーになると訪れる心の変化
アラサーである25歳~34歳の人たちは、年齢によって心境の変化が訪れます。年齢別に、心境の変化について見ていきましょう。

25~27歳
「まだピンとこない」 アラサーとしての実感が湧きにくい年齢です。まだまだ若いと感じる人は多く、若者の流行に敏感です。その一方で社会的に責任のある仕事を任されるようになり、大人になったことを認識させられる瞬間が多くなってきます。
28~29歳
「結婚と出産について悩む」 結婚・出産ラッシュで自分の将来も不安に感じ始める年齢です。結婚や恋愛は年齢を重ねてもできるとはいえ、女性は出産に関しては早いうちから検討しておく必要があります。そういったことを含めて、自分だけで生きる道を選ぶのかどうかを考え始める時期でしょう。
30歳
「外見もそれらしくしなきゃ」 流行についていく必要性を感じなくなったり、大人の女性としての格好やメイクを意識しだす年齢です。内面が立派な大人として成長すると、見た目でも大人として見られたいと思うようになります。年下の扱いも様になってくる年です。
31~34歳
「健康にも気をつけよう」 10代と比べると体が重く感じる年齢です。漢方やアンチエイジングに興味が出だします。だんだんと今後の人生のことを考え健康志向になっていくのです。
素敵なアラサーの特徴は?
素敵なアラサーにはどのような特徴があるのか、どのようなことに気を付けていけばいいのかについて一般的な意見を見ていきましょう。
  1. 自分自身の理解が深い
  2. 自分の長所と短所について理解できる人は素敵なアラサーだと言えます。

    若いうちは憧れに向かって短所を改善することばかりに目が行きがちですが、アラサーになると長所をより磨いていくことが武器になってきます。長所を磨くうちに、短所だと思っていたことが自然と改善されたり短所だと思わなくなったりするのも大人になったからこそできることです。自分を深く理解できるのは、視野が広がり包容力が身についてきた証なのです。
  3. ネガティブ発言をしない
  4. 素敵なアラサーは、悪口や愚痴などのネガティブ発言をしません。

    気持ちのモヤモヤを吐き出す場はいくつになっても必要ですが、素敵なアラサーは不用意な発言は災いのもとだと知っているので、無責任にところかまわずネガティブなことを言って回ることはありません。リラックス・リフレッシュできる環境を自分で用意し発散するようになります。感情をそのままぶつけることだけが物事の解決ではないと悟った大人だからこそできることです。
  5. 計画性がある
  6. 素敵なアラサーは、仕事や人生などにおいて計画性があります。

    アラサーになって社会的に責任感のある立場におかれるようになることで、自分のことだけではなく他者のことまで考えて計画を立てるようになります。仕事のしかたは生活にも影響を与えるので、自然と人生計画も立てるようになります。計画の緻密さには個人差が出ますが、少なくとも素敵なアラサーと言える人の中に全くのノープランである人はいないでしょう。
  7. 人生を楽しめる
  8. アラサーは人生を楽しむコツを段々と身に着けてきます。

    自分にとって楽しいことは何なのか、人と一緒に楽しむ方法とは何なのか、そういった自分の楽しみ方に関する価値観・感覚の理解が深まってくるのです。しかも、年齢を重ねて得た経験や知識があるからこそ出来ることに気付き、それを楽しみに変えていくこともできます。
  9. 良い人間関係を築ける
  10. 素敵なアラサーは、これまでの経験によって周囲とのコミュニケーションも円滑にすることが出来ます。

    「こうなったときはどう対処すればいいか」の成功・失敗体験をいくつも積み重ねているので、良い人間関係を築きやすくなるのです。また、無理な人間付き合いをしないことも素敵なアラサーの特徴です。自分を押し殺すような付き合いを避けて、自分の時間を大切にできるようになるのです。
残念なアラサーとは?
素敵なアラサーがいる一方で、「こうはなりたくない」と思う残念なアラサーもいます。そんなアラサーにはどんな特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
  1. 他人と比較する
  2. 他人と比較するアラサーは素敵なアラサーとは言えません。

    比較することで妬みや怒りを抱えても、幸福を得ることはできません。それどころか、他人と比較してしまうと、自分がすでに手にしているはずの幸せに目を向けられなくなり、自然とネガティブな発言・思考が増えてきてしまいます。
  3. 人の話を聞けない
  4. 残念なアラサーは人の話を聞くことが出来ません。心に余裕がなく、周囲の人に対して寛容な態度を取れないのです。

    自分のことで精一杯で周囲に関心を持てないと、いずれ周りの人からも距離を置かれて孤独を感じやすくなります。ひとりの時間を大切にすることと、孤独を抱えることは全く違います。孤独で寂しさを抱える日々は素敵とは言えませんよね。
  5. 精神的に幼い
  6. 残念なアラサーは精神的な幼さを感じさせます。責任感がなく、感情的で人を敬う気持ちが備わっていないのです。

    変なプライドに固執してしまっているので、まるで10代の反抗期のように反発してしまうこともあります。反抗期は25歳まで続くという説があるので、26歳になるころには大人の振る舞いができるようになっておきたいですね。
  7. ファッションが似合っていない
  8. 残念なアラサーは、自分に一番しっくりくるファッションを理解できていません。自分の内面と外見をうまく組み合わせることでオシャレは完成されます。そのため、年齢を重ねて内面が変化していくと、幼いときの服装やメイクがだんだん合わなくなってきます。

    その変化に目を向けず、昔の自分を守ろうとすることが若さだと勘違いしているとせっかくの魅力が半減してしまいます。自分に合ったスタイルで魅力を高めていくことが、美しさの秘訣なのです。
大人になったからこその美しさや魅力を引き出すためのファッションについて、以下で紹介していきます!
アラサーのファッション注意点
恋もプライベートも充実している、素敵なアラサーを目指したいですよね。ただ、考え方の変化によってアラサーからの恋愛が難しくなることがあります。アラサーでも恋愛を楽しめる人とそうでない人では、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
恋愛できる人の特徴
アラサーでも恋愛を楽しめる人には、4つの特徴があります。
  1. 自ら行動する
  2. 年齢を言い訳にしない
  3. 内面を重視する
  4. 恋愛に溺れない
「アラサーだから…」と年齢を気にして恋愛に奥手になってしまう人がいますが、恋愛に年齢は関係ありません。そのことを知っている人は、積極的に行動して恋愛を楽しむことが出来るのです。

また、アラサーになってからの恋愛は人間性と包容力が武器になります。恋愛におぼれて、恋愛が一筋になるとアラサーとしての魅力は半減します。恋愛はあくまで人生のスパイスだと考えることで、恋愛をいつまでも楽しむことが出来るでしょう。
恋愛できない人の特徴
アラサーになると恋愛が難しくなる人は、3つの特徴を持っています。
  1. 過去の恋愛と比べる
  2. 理想が高い
  3. 一人が楽しい
理想が高く過去の恋愛と比べてしまう人は、恋愛を楽しめない傾向にあります。恋愛ときめきは変わらないものでも、恋愛のしかたは心の成長とともに変化するものです。すべてが昔のように運ぶとは限りません。恋愛に求めているものは何なのかを見つめ直すことで、楽しい恋愛をすることが出来るようになるでしょう。

また、アラサーになると行動範囲が広がり、自立した生活を送れるようになります。一人でいることが楽しくなり、恋愛にベクトルが向かなくなることがあります。趣味に没頭する人生は悪いものではありませんが、また恋愛したいと思ったときのためにすぐ動ける心構えは持っていても良いかもしれません。
恋愛できない人の特徴
アラサーである25歳~34歳は、社会的にも個人の人生にも責任を持ち始める年齢です。自然と素敵なアラサーになることを強いられる時期で、葛藤が芽生えることもあるでしょう。今までのやり方や考え方を変えなければいけなくて大変かもしれませんが、一度大人になってしまえば人生は楽しくなるものです。人生を充実させるために素敵なアラサーを目指していきましょう!
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