メンタルを強くしたいと思ったことがある?
何かに失敗したり悩んだりしたとき「メンタルが強かったらいいのに」と悩むことはないでしょうか。気持ちを強く持って困難を乗り越えたいと思う人もいることでしょう。

ただ、メンタルを強くするには何をしたらいいのか、いまいち分かりにくいですよね。

ということで今回は、メンタルの強い人の特徴やメンタルを強くする方法について解説しています。では、一緒に見ていきましょう。

【診断】あなたのメンタルの強さはどれくらい?
人は誰もが打たれ弱いところを持っているものです。全く傷つかないという人はいないと言っても過言ではないのではないでしょうか。

「メンタルの強さ」とは、傷ついたり悩んだりしても、平常心に戻るのが早いことを指します。決して「傷付かない人」というわけではないのです。

そのため、傷つきやすいからといってメンタルが弱いわけではなく、実はメンタルが強い可能性だってあるのです。自分のメンタル強度が分かると、自分に合ったメンタルを強くする方法も見つけやすくなるでしょう。

では診断でメンタル強度をチェックしてみましょう。

以下の項目に当てはまるものがあるかチェックしてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

●0~2個 鬼強メンタル
あなたのメンタル強度は強めです。悩みがあってもすぐに心を切り替えられるのでは?

●3~8個 平均メンタル
メンタルはやや弱いものの、平均的な強度です。落ち込むことはあるものの、割とすぐに気持ちを切り替えられるタイプでしょう。

●9~11個 赤ちゃんメンタル
メンタル強度はかなり弱めかもしれません。失敗やミスを引きずってしまい、心が回復せずに悩むことも多いのではないでしょうか。

※結果はあくまで目安です。メンタルの強さをはかるための明確な指標は設けられていませんので、参考までにご覧ください。
メンタルが強い人の特徴
  1. 切り替え上手
  2. メンタルが強い人は、もし嫌なことが起きても、落ち込むのは一瞬です。すぐに前向きに切り替えられて、目の前のことに集中できるよう、思考や感情のコントロールが上手なのです。
  3. 人の評価を気にしない
  4. メンタルが強い人は自分磨きを怠らず、自分で考えて導きだした答えに自信を持っています。考えの軸がしっかりしているため、人の評価や意見に左右されることがありません。
  5. 余裕を作れる
  6. 自分の感情のコントロールが上手なので、常に心の余裕を持っているのも、メンタルが強い人の特徴です。仕事のスキルを高めたり、自分の時間を作ったり、無理のない働き方を実現できているので、心の余裕も生まれやすいのでしょう。
メンタルが弱い人の特徴
「メンタルが弱い人」と言っても、その原因や思い悩む方向は様々です。メンタルが弱い人はどのような特徴を持つのかいくつか紹介しているので、一緒に見ていきましょう。

  1. 繊細で心配性
  2. メンタルが弱いと言える人は、誰かが言った言葉を深読みしてしまったり、先のことを考えすぎてしまうなど、心配性の面が突起している傾向があります。また、自分がしてしまった小さなミスや人の言葉に傷つきやすいのも、メンタルが弱い人の特徴です。
  3. 自責の念が強い
  4. メンタルが弱いと言える人は、自分に自信がないため、何事も自分を追い込んで責めてしまうことがあります。そして、自責の念が強すぎて、その反動で人の言動を責めるようになってしまうこともあります。
  5. 面倒なことに逃げ腰
  6. 面倒事を恐れて逃げてしまう人は、メンタルが弱くなる状況を自ら作っているかもしれません。たとえばもし、逃げられず乗り越えなければならない苦難に遭遇しても、対処法が分からず、必要以上に落ち込んでしまうということがあります。
  7. 人の評価に左右されやすい
  8. メンタルが弱い人は、人の評価に左右されやすい一面を持っています。人の価値観や判断はそれぞれで、はっきりとした正解、不正解があるわけではありません。しかしメンタルが弱い人は自分に自信がないため、正しいか間違っているかで判断しようとして、思い悩んでしまうことがあります。
メンタルを強くするための12の方法
  1. 睡眠をしっかり取る
  2. 睡眠不足は判断能力が鈍るだけではなく、ストレスが溜まりやすくなるといわれています。心が疲れていると感じたときは、たっぷりの睡眠を取ると回復するかもしれませんね。
  3. 健康的な食事を摂る
  4. 食生活は、ストレスの緩和と密接にかかわっています。美味しい食事はそれだけでストレスが軽減されるものですよね。気持ちを安定させるといわれるホルモン「セロトニン」が豊富に含まれているバナナや乳製品、必須アミノ酸を積極的に取り入れましょう。
  5. 運動を取り入れる
  6. 運動は健康に良いだけではなく、ストレス発散にも効果的とされています。考え込む時間が増えてきたら、軽いウォーキングやストレッチを取り入れて、体を動かす習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
  7. 集中できるものを作る
  8. 趣味や好きなことに集中できる時間を意識的に持つのも、ストレスに対抗できる方法です。趣味に没頭している時間はストレス解消にも最適なので、メンタルを強く保てるようになるでしょう。
  9. 使う言葉を変える
  10. 普段から「どうせダメだ」と、口癖のように使っていませんか?つらい言葉を使っていても、心は強くなりません。ネガティブな表現ではなく、心も前向きになれるような言葉を意識して使うようにしてみましょう。
  11. 前向きに捉えてみる
  12. 悪いことが起きたときは、どうしてもネガティブな考えに陥ってしまうものです。もし失敗して落ち込みそうになったときは、「失敗は成功の元」と前向きに捉えてみてください。最初は大変かもしれませんが、続けることで自然に前向きに捉えられるようになるでしょう。
  13. 自分の良いところ探しをする
  14. 自分の良いところが見つからないと思うときは、今日できたことを3つ上げるところから始めてみましょう。例えば、早起きできた、仕事を頑張ったなど、些細なことでも構いません。少しずつ積み上げることで、自分の良いところがきっと見つかります。
  15. 論理的思考を導入する
  16. 思考を感情に任せてしまうと、人は偏った考え方に陥りやすいとされています。まずは客観的に見た情報を集めて、理論的視点で整理してみましょう。客観的に状況を見ることで、思うほど悪くない状況に気付けるかもしれません。
  17. ストレス発散をする
  18. ストレスはメンタルが弱まる大きな原因です。ストレスが溜まっていると感じたら、自分の好きな方法で発散してみましょう。カラオケをする、運動する、趣味に没頭するなど、自分に合った方法を見つけてみてください。
  19. 部屋を片づける
  20. 部屋の汚さは精神状態を表すとされています。また、リラックスする空間に物が散らかっていると、メンタルも疲れやすくなってしまうでしょう。気分が落ち込んだら、部屋を片付けると気分もスッキリします。うつ病対策としても取り入れられている簡単な方法なので、ぜひ試してみて下さい。
  21. 挑戦を続ける
  22. 自分には難しいと感じることも、ひたすら挑戦を続けることでメンタル強化につながるケースもあります。しかし、これは荒業なので、心が折れてしまいそうなら無理はしないことが肝心です。一歩踏み出しても無事でいられる成功体験が、メンタルを強くしてくれるでしょう。
  23. おひとり様を楽しむ
  24. 人に頼りすぎると、メンタルは弱まってしまいます。まずは「おひとり様」を楽しめる余裕を付けてみると良いでしょう。一人の時間を増やし、自分と向き合ってみるのもおすすめです。
メンタルトレーニングを取り入れてみよう
メンタルトレーニングとは、メンタルを鍛える方法のことです。

「メンタルを強くするための12の方法」で上げた内容が、メンタルを底上げするための方法でもありますが、それでも足りないと感じる場合の強化方法として参考にしてみてください。

  1. 瞑想でマインドフルネスを目指す
  2. マインドフルネスとは「今」に集中することで、余計な雑念を払った状態のことです。

    瞑想することでマインドフルネスを目指せて、不要な情報を取り除くことでメンタル強化にもつながります。

    マインドフルネスについての詳細はこちらをご確認ください。
  3. セルフコンパッションをする
  4. セルフコンパッションとは、人を大切に思う気持ちを自分にも向けて、自分自身を愛することを指します。

    セルフコンパッションはストレスの軽減になり、思考の切り替えもうまくできるようになるため、メンタル強化にも役立ちます。

    セルフコンパッションについての詳細はこちらをご確認ください。
  5. 理想の人を真似する
  6. 自分が思う「メンタルが強い人」を観察し、行動や思考を真似してみましょう。メンタルが強い人にはいくつか共通点があるので、メンタル向上のヒントが得られるかもしれません。

    ただし、人と比べて自分を卑下したり、上手くできないから「ダメだ」と思ったりしないことが大切です。
まとめ
元からメンタルが強い人もいれば、様々な経験を経て強いメンタルを手に入れた人もいます。もし今の自分が弱いと感じても、トレーニング次第では強靭なメンタルを手に入れられるかもしれません。

自分に合った方法で、ぜひ強いメンタルを育てていってくださいね。
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