お買いものが楽しくなる「ショッパー」とは? 役割と活用法を紹介
ショッパーとは?
ショッパー(shopper)とは、ショッパーバックの略称で、お買いものをしたときにレジでもらえる商品を入れるための袋のことをいいます。

”ショッパー”とは英語で、「買いもの客」という意味があり、そこに「鞄」という意味の”バッグ”が付くことで「買いもの鞄」という意味になります。つまり、買い物袋全般のことを指すのです。
そのため、日本ではファッションブランドロゴの入った紙袋などオシャレさを感じるものだけをショッパーと呼ぶ傾向にありますが、本来の意味ではコンビニでもらうレジ袋もショッパーと呼ぶことができます。

このショッパーの注目度は高く、ショッパー目当てで買い物をする人がいるほど。ファッション業界では広告を兼ねて、期間限定のショッパーを作ったり、ショッパー風のオシャレ鞄を作ったりと様々な使い方がされています。その役割について詳しく見ていきましょう。
ショッパーの役割とは?
ショッパーは買いもの袋としてだけではなく、ショッパーを持つ人にブランドロゴで宣伝してもらう役割もになっています。

例えば、電車の中で大きな買いもの袋を見るとどこで買ったのか気になることがあるかと思います。特徴的なブランドロゴを見れば、たとえブランド名を知らなくても再び同じロゴを見かけたときに商品に興味を抱くかもしれません。もしくは、オシャレな紙袋に惹かれて紙袋をもらうためにファッションブランド店におもむくこともあるかもしれません。
このように、ショッパーはお店で買い物をした人を歩く広告塔にすることができるのです。
売り物としてのショッパーの役割
アパレルブランドの中には、自社のロゴが入ったショッパーを商品として売っているところもあります。そして、ショッパーを商品として扱うのはアパレルだけではありません。ショッパーはメルカリでも売り物になっています。

メルカリでのショッパー価格は大体500円~4,000円。商品がかつて入っていたボックス付きのセットでは、20,000円近くするものもあります。売れているのはハイブランドのショッパーやキャラクターデザインの限定ショッパーです。
それだけ、ショッパーには価値があると考えている人がいるということです。何気なく手に入れたショッパーが売り物になるかもしれませんね
ショッパーの種類

1. 紙タイプ
ファッションブランド店でよく使われているのがこの紙袋タイプのショッパーです。紙袋はデザインの自由度が高く、比較的安価に作れます。高いデザイン性と頑丈さから、プレゼントの包装紙代わりや収納ケース、インテリアとしてのリユースが可能です。


2. 布タイプ
たまにファッションブランド店でもみかけるようになった布タイプは、繰り返し使うことを前提として作られているためとても丈夫です。ちょっとした買いものやカジュアルな格好で友人と遊ぶときに使うことができます。


3. ナイロンタイプ
ナイロンの袋はレジ袋のイメージが強いかと思いますが、セレクトショップやアパレルのショッパーとして使われ始めています。布や紙よりも丈夫で、何度も繰り返し使うことが可能です。
ショッパーの活用法
  1. インテリアにする
  2. ハンガーや飾りを壁に掛けられるスペースがあれば、ショッパーをインテリアとして活用することができます
    50cmを超えるものは難しいかもしれませんが、小振りのものであれば1箇所に1~2個飾れます。デザイン重視の期間限定ものを飾ると、そのブランドのコアなファンだという主張にもなって特別なインテリアになるでしょう。ショッパーの中にプリザーブドフラワーを飾ってみるのもアレンジが効いてて良いですね。
  3. サブバッグにする
  4. ショッパーは、お菓子やメインのバックに入れたくないものを入れるためのサブバックとして利用することができます。ハイブランドのショッパーをサブバッグにすれば、普段の通勤も身が引き締まることでしょう。畳んでしまっておけるものなら、エコバッグとしても持ち運べます
  5. 収納ケースにする
  6. 収納ケースにするなら紙袋が一番適しています。堅く中敷きが入っていて自立する紙袋は、衣類や本の保管が可能です。A4サイズなら書類ケースとしても活用できます。ポケットティッシュなどこまごまとしたものの収納に使ってみても良いですね。
  7. リメイクする
  8. ショッパーは、ポーチやブックカバー、バッグにリメイクすることが可能です。紙のショッパーでも、ビニールやニスでコーティングすれば強度が増して長く使えます。「あのブランドのロゴが好きだけどグッズはない…」というときに最適の活用法です。
  9. プレゼント用にする
  10. オシャレなショッパーは、プレゼントを入れる用としても使うことが出来ます。例えば、ちょっとしたプレゼントと小さな花束を一緒に入れれば、素敵なプレゼントボックスになります。お店でわざわざプレゼント用に包んでもらわなくても、違うお店の商品を複数入れられるオシャレのショッパーの方が喜ばれることもあるでしょう。色味やショッパーの取り扱っている商品とのバランスを考えて組み合わせるのがポイントです。
まとめ
ショッパーと一口に言ってもその種類は様々です。今後、レジ袋が有料化されたことを機にショッパーはより価値を高めていくかもしれません。かわいいものをついため込んでしまうという人は、リユースしてみたり売ってみたり有効活用法を見つけておいて損はありません。 ショッパーの今後の広がりが楽しみですね。
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