パリピの意味とは?
パリピとは、クラブやフェス、そしてクリスマスなどの季節のイベントでたくさんの人と集まって騒ぐことを好む人たちのことをいいます。「パーティーピーポー(party people)」の略で、ネイティブの発音では「パーリーピーポー」と聞こえることからパリピと略されています。
パリピは、騒ぐことが好きというところからノリが良い人たちのことを意味しているときもあります。2015年のギャル流行語大賞で1位をとってから、現在では日常的に使われるようになってきました。
パリピの元である「パーティーピーポー(party people)」は、英語圏でも使われることがあります。しかし、バカにするようなネガティブな表現なので使わないようにしましょう。
では、パリピの日本での使い方とパリピの人の特徴について詳しく見ていきましょう!
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パリピの使い方
例文
「あの人めっちゃパリピだね」
「そのファッション、パリピっぽい」
「2日連続フェス行くとかパリピじゃん」
「鬼パリピ楽しい」
「そのファッション、パリピっぽい」
「2日連続フェス行くとかパリピじゃん」
「鬼パリピ楽しい」
鬼パリピとは、「すごい」「めっちゃ」という意味の強調させるための形容詞に当たる言葉です。
パリピの特徴
- イベントが大好き
- フットワークが軽い
- 誰にでもフレンドリー
- お酒が好き
- 声大きめ
- 派手ファッションをしている
- 夜型人間
人が集まって盛り上がれるようなイベントごとがパリピは大好きです。パーティー、音楽フェス、クラブ、ビアガーデンなど騒がしいところではしゃぎたいと思っています。パリピと呼ばれる人は、感情をおもいきり解放したいタイプが多いです。
パリピと呼ばれる人は楽しそうなところに誘われるとすぐにOKを出す傾向にあります。人の多いイベントごとに参加しているので知り合いが多く、その分活動の範囲も広がります。
パリピと呼ばれる人は人と関わるのが好きで初対面の人とも気軽に話すことができます。いきなり友達尾ような距離感を取れてしまいます。
お酒を飲むとテンションが上がるので、はしゃぐのが好きなパリピはお酒も大好きです。お酒を通して人と親しくなるのも楽しみのひとつのようです。
パリピと呼ばれる人たちは開放的なので、声も自然と大きくなります。あまり物怖じしないという性格も関係しているのでしょう。
パリピと呼ばれる人たちのファッションは、露出が多かったり目立つ色を取り入れていたりとファッションが派手になる傾向があります。流行にも敏感です。
パリピの人はお酒を楽しんだり夜のイベントごとに参加したりと夜に強い傾向があります。オールするのも得意です。朝に弱い人もいるかもしれませんが、根っからのパリピは活動時間が長いため朝からすぐ動けるという人も多いです。
パリピの類語
- やりらふぃー
- 陽キャ
- ウェイ系
- リア充
TikTokで流行った曲の外国語の歌詞が「やりらふぃー」と空耳で聞こえることから流行った言葉です。ノリの良い人やチャラい人を表す言葉で、パリピに代わるギャル語として広まりました。
陽気なキャラクターの略で、性格が明るく人付き合いが得意な人のことを指します。陽キャといわれる人の中には人を笑わせるのが得意な人やスポーツが得意な人もいて、明るい性格の人だけを指すわけではありません。「集団の中心にいるのが苦でない人」というカテゴライズが正確かもしれません。
「ウェーイ」という掛け声から生まれた、ノリが良く盛り上がるのが好きな人を指す言葉です。
「リアルが充実している」の略で、主に恋人がいる人に使う言葉です。友達が多く遊びによく出かけていたり仕事や趣味を楽しんでいる人にも使うことができます。
世代別のパリピの捉え方
10~20代の人たちと30代以上の人たちでは、パリピと聞いたときに抱く印象が違うようです。
- 10~20代性
- 30代以上
この世代にとってのパリピとは、主に「イベントや集まりを楽しむ人」という前向きなイメージがある人のことをいいます。大勢の友達と遊ぶ人もパリピになります。そのため、明るく過ごす姿に好印象を抱きパリピに憧れているという人もいます。
30代以上の人たちにとってのパリピとは、「不真面目な遊び人」や「チャラい人」というマイナスなイメージのある人のことを指す傾向にあります。バブル期の暗いネオンのもと豪遊する人たちの像を思い浮かべて良くない印象になるのかもしれません。
まとめ
「パリピ」は日本社会に広く浸透した言葉ですが、パリピに持つ印象は世代や人によって異なるようです。パリピに代わる言葉も誕生して、これからもどんどん人との集まりを楽しむことへの印象や言い方は変化していくのかもしれません。
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