チー牛(ちーぎゅう)とは?
チー牛(ちーぎゅう)とは、「チーズ牛丼」の略称であり、チーズ牛丼を注文してそうな見た目をしている人のことをいいます。
SNS上で生まれたネットスラングで、「陰キャ」と同じような意味合いを持っています。ネガティブな意味を持つ言葉なので、この言葉を使用する際は使い方に注意が必要です。
チー牛と呼ばれる人の見た目の特徴には、黒髪・覇気のない顔つき・眼鏡・幼さを感じさせる髪型などが挙げられます。見た目を一言で表すなら暗く印象が薄い顔、つまり、イケていない=チー牛というわけです。
本記事では、チー牛の由来や特徴について詳しく紹介していきます。チー牛とは一体どういう人たちのことを表すか、気になる方はぜひご覧ください。
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チー牛の由来は?
チー牛の由来は、『なんJ 昼のニート無職部』に掲載されたいりぴょ氏のイラストにあるコメント「すみません。三色チーズ牛丼の特盛に温玉付きをお願いします。」です。そのイラストに描かれていた男性の外見的特徴が「陰キャ」のようだということから、陰キャ=チーズ牛丼頼んでる=チー牛(イケてない人の意)となりました。
ちなみに、三色チーズ牛丼とはすき家のとろ〜り3種のチーズ牛丼のことを指します。
チー牛といわれる見た目の特徴
チー牛と呼ばれてしまう人は、覇気のない暗い印象を与える見た目をしています。具体的には以下のような特徴があげられます。
・髪の毛ぼさぼさ
・清潔感がない
・ファッションに無関心
・表情が暗い
・身長低め
・幼い雰囲気顔立ちをしている
・声が小さい
・動きがぎこちない
・眼鏡をかけている
・口がとがり気味
・清潔感がない
・ファッションに無関心
・表情が暗い
・身長低め
・幼い雰囲気顔立ちをしている
・声が小さい
・動きがぎこちない
・眼鏡をかけている
・口がとがり気味
主に男性によく使われる言葉です。良い意味で使われることはほとんどないので、もし使用するのであれば使用する相手や場面をよく考えてからにしましょう。
チー牛の使い方
- 「チー牛ですみません」
- 「あの人チー牛っぽいよね」
- 「自分チー牛過ぎて辛い」
「チー牛ですみません」は自嘲するときに使われます。例えば、人から「センスないよね」「暗いよね」と言われたときなどに「チー牛ですみません」と返します。「根暗ですみません」と同じような意味です。
「あの人チー牛っぽいよね」は、チー牛の特徴を持つ人の印象をたとえるときに使われます。例えば、眼鏡をかけている・黒髪・暗い印象の人を見た時に、「あの人チー牛っぽいよね」と友達と話します。
「自分チー牛過ぎて辛い」は、自分がチー牛の特徴を持っていることが辛いと言う意味です。センスがない・見た目が暗い・眼鏡をかけていることを気にしての表現です。
チー牛が流行して起きたこと
- 牛丼を頼みづらくなった
- チー牛発言で炎上
チー牛が流行してから牛丼を頼みづらくなった人も少なくありません。3種のとろ〜り牛丼を頼む=陰キャという印象がついてしまったからです。
チー牛はネガティブな意味で使われるネットスラングです。時と場所を選ばないと、炎上してしまう可能性もあります。過去にも炎上した事案があるので、もし自分自身が使うようであれば注意が必要です。
チー牛の類語
- 陰キャ
- コミュ障
- ぼっち
- 無キャ
- 非リア充
陰キャとは、明るくないキャラクターの人を指す言葉です。友達が少なかったり、外に遊びに出なかったりという特徴があります。チー牛と同じくネガティブな意味を持つ言葉なので、人に対して直接言うことは控えましょう。
コミュ障は、「コミュニケーション障害」の略称で、人とうまくコミュニケーションが取れない人を指す言葉です。フランクに使うことがある言葉ですが、チー牛と同じくネガティブな意味を持つ言葉なので、人に対して直接言うことは控えましょう。
ぼっちとは「ひとりぼっち」の略称で、休日に1人で過ごしていたり、どこかに出かける際も1人で行動したりする人を指します。
無キャとは、キャラクターの無い人を指す言葉です。個性がなく趣味もない、毎日をなんとなく過ごしているという特徴がある人が当てはまります。また、何に対しても表情や感情を出さない人のことを指すときもあります。
非リア充とは、リアルが充実していない、つまり、生活に面白みのない人や恋人がいない人のことを指す言葉です。反対に恋人のいる人のことは、リア充と呼びます。
まとめ
今回は、チー牛の由来や意味について詳しく解説しました。自虐で使うこともあれば、人から言われることもあるネガティブなネットスラングです。使用する際は、時と場所を選んで使用しましょう。
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