親友の定義とは?
親友とは、一般的にお互いに理解があり見栄を張らずに心を許せる関係のことをいいます。
大人になると、これまでの交友関係や友人というものの考え方がガラっと変わってしまうこともあります。その結果、親友と呼べる人が全くいなくなってしまうこともあるでしょう。
親友と呼べる人がいないことで孤独感を感じている人はたくさんいます。いま一度親友と呼べる人の特徴とは何かについて見ていきましょう!
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親友と友達の違い
- 配慮と壁があるかどうか
- 替えがいるかどうか
- 心情の理解度
【親友】には配慮はあっても壁はない
【友達】には配慮もあって壁もある
【友達】には配慮もあって壁もある
「壁」とは、「絶対に自分のここには入って欲しくない」という線引きのことです。お互いの関係や距離感に「壁」を感じるかどうかが親友と友人を決めるポイントの一つです。
【親友】の替えは居ない
【友達】の替えは居る
【友達】の替えは居る
親友と呼べる人は、良い部分はもちろんダメな部分もひっくるめて好きだと感じるものです。もしくは、欠点があってもそれを上回るくらい一緒にいて楽しいと感じられる人も親友と呼べるでしょう。
【親友】は手に取るように心情が分かる
【友達】は何を考えているか分からないときがある
【友達】は何を考えているか分からないときがある
仕草や癖を把握して感情を察することができる相手は親友と呼べます。相手の癖などが分からず、理解し合っている段階はまだ親友とは呼びづらいですよね。
親友といえる人の特徴
- 笑いのツボが一緒
- 相手の癖が気にならない
- 秘密の共有ができる
- 期間が開いても平気
- 長時間一緒に居られる
- 思ったことを言える
- 相手のために動ける
- 会うと元気になれる
- 嫌がること喜ぶことを知っている
親友といえる人とは大抵笑いのツボが同じになります。笑うタイミングも話題も、性格や好み・価値観が似ているからこそツボが同じになるのです。そしてそんな人に出会うのはなかなか難しいことです。間違いなく親友と呼べる相手でしょう。
考えているときに机を指でトントンしたり、貧乏ゆすりしたり、他人なら許せないようなことも気にならずに心地よく一緒に過ごせる人は親友と呼べるのではないでしょうか。
一方的に秘密が知られている関係は友とすら呼べるか怪しいですが、秘密の共有ができている相手は親友と呼べるのではないでしょうか。打ち解け合っているからこそお互いに秘密を言い合うことができるのですから。
何年も連絡を取っていない場合や会わない状態が続いても、まるで昨日まで一緒にいたような感覚になれるのは、気を許せる仲だからです。そんな相手のことは親友と呼べるでしょう。
他人と一緒にいると気を使って疲れる場合もあるでしょう。しかし、親友の場合は長い時間を共にしても疲れることはありません。価値観が近い者同士なので、一緒にいても心地よく過ごせることも多いのです。
長い時間を一緒に過ごしたからといって、親友になれるわけではありません。友達であれば「嫌われてしまうかも」と言えないことでも、思ったことを素直に言い合える関係はまさに「親友」と呼ぶべきではないでしょうか。
「気が付いたら相手のために行動していた」ということはないでしょうか。人は本来、損得を考えて行動するものです。自分にとってメリットはなくても、相手のことを考えて行動できるのは、親友だからこそです。
無理に合わせなくてもお互いのペースで過ごせて、、少しの時間だけでも会って話すだけでエネルギーをもらえる相手がいたら、親友と呼べる関係を築けているのかもしれません。
思ったことを素直に伝えられる相手でも、相手の嫌がることをして良いというわけではありません。例え親友でも話したくないこともあるでしょう。相手が嫌がることを無理強いせず、喜ぶツボをちゃんと押さえてくれる存在こそ、親友と呼べるのです。
親友がいない・できない理由
- ハードルが高い
- 気持ちをおさえている
- 時間が足りない
もしかしたら、親友と呼ぶべき人のハードルを高く設けてしまっているかもしれません。「親友は〇〇であるべき」と思っていないでしょうか?気を許した相手とはいっても、自分とは違う生き方をしてきた人間です。全て分かり合えるわけではありません。
これまでの人間関係が上手く築けなかったことがトラウマとなり、無意識のうちに親友と呼ぶのを恐れている場合もあるでしょう。裏切られたくないからと出会い自体を拒んでしまっているということもあります。
他人同士なので意見の食い違いはどんな人とも起きてしまうものです。多くの親友同士はそんな価値観の違いも乗り越え、絆を結んでいます。その過程は大抵長い時間を要します。関係が深まる前に離れてしまうと親友になるのは難しいでしょう。
親友の作り方
- 趣味の集まりに行く
- 自分から話しかける
- 自然体を心がける
- 第一印象だけで決めない
価値観や好きな物が似ていると関係を深めやすくなります。また、同じ趣味をもつ同士は初対面でも共通の話題があり、会話をスムーズに勧められます。親友を作りたいときは、趣味の集まりへ積極的に参加しましょう。
人に話しかけるのは勇気がいるものですが、誰かに声をかけられるのを待っているだけでは気の合う友人を見つけることはできません。同じ価値観の人と出会ったら、自分から積極的に話しかけるようにしましょう。
無理に人に合わせてしまうと、自分の気持ちを伝えにくい疲れる関係になってしまうこともあります。親友と呼べる存在は、自然体でも長く関係を続けられるものです。自分を偽らず、ありのままで接していくことがポイントです。
初めて会った時の第一印象で付き合うか判断するのではなく、相手の人となりを知ってから決めるようにしましょう。最初の印象と話した後の印象が異なる人もいるので、話すと意外な接点が見えてくるかもしれません。
まとめ
心を許せて何でも話せる「親友」という存在はかけがえのないものです。大人になると親友がいないことで悩むこともあるでしょう。心から信頼できる素敵な親友を見つけられるよう応援しています。
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