「恋愛感情で好き」って何?
「好き」とは、相手を気に入ること・心が惹かれることを指します。そして「恋愛感情の好き」とは、相手に近づきたいといった意識を持つだけではなく、肉体的にも相手に近づきたいと思うことを言います。
「好き」には「恋情・友情・家族愛・母性・憧れ」の5つの種類があります。恋愛感情の比較として解説していきます。
- 友情の好き
「恋愛の好き」は相手に良い部分を見せたいからと緊張してしまいますが、「友情の好き」はお互いを信頼し、一緒に居る時間を楽しめる相手として、心置きなく過ごせる人のことを指します。体の関係を持ちたいという欲求を抱かない「好き」です。
- 家族愛の好き
ときめきやドキドキ感ではなく、妻や夫、子供といった家族の一員としてお互いを大切に思いあう気持ちのことです。体の関係を持ちたいという気持ちにはなりません。
- 母性の好き
パートナーに対して、母性を感じる人もいるのではないでしょうか。なんだか放っておけない、自分が支えてあげなくてはという庇護欲は母性の「好き」に該当します。また、動物や赤ちゃんへの好きも「母性の好き」です。
- 憧れの好き
憧れの人に対する「好き」は、恋愛感情の好きとは違い「尊敬」の意味合いを多く含んでいます。相手の行動や考え方に共感したときや、「こうなりたい」という理想の姿に感動したときの感情です。
男女別|恋愛感情で人を好きになる瞬間
恋愛感情で人を「好き」になる瞬間について、男女別でどう違うのかをご紹介していきます。
★男性編★
- 外見が好みだったとき
見た目が自分の好みのタイプだったとき、一目惚れに近い状況で相手を好きになることがあります。一種の本能のようなものだと言えるでしょう。
- 甘えられたとき
男性は女性に「頼られたい」と思う人も多いので、可愛くおねだりされたり、甘えられた時に「好き」と感じることが多いようです。
- 家庭的な面を見たとき
料理が上手、部屋が整理整頓されている…など、家庭的な一面を見た時も「この子となら将来を考えられるかも」と思い、好きになってしまう男性も多いようです。
★女性編★
- 頼りがいを感じたとき
重い荷物を持ったり、自分では解決できないトラブルを難なくこなしている姿を見る時に、頼もしさを感じ好意を感じてしまいます。しっかりした結婚生活をともに作っていけるか、子どもをなせそうかという本能が働いて相手を魅力的に感じるようです。
- 優しくされたとき
例えば、歩いている時に歩道側を譲ってくれたり、下心のない優しさが垣間見れた時に思わずドキッとしてしまうこともあるのではないでしょうか。さりげない優しさに思わず好意を抱いてしまうのです。
- 特別扱いされたとき
他の友人と違う特別な扱いをされていると感じるたときも、相手を意識してしまう瞬間です。相手が自分に好意があることを感じ、少しづつ気になってしまうようです。
相手のことを好きかどうか分からないときのチェックポイント
2つあてはまる場合
まだ相手に対して「好き」という気持ちはありません。ちょっと気になる程度の関係です。
3~10つあてはまる
自分で気が付かないうちに、相手のことを好きになっているのではないでしょうか。本気で「好き」になるのはこれから、といった状況です。
11~15つあてはまる
自分でも相手への気持ちを認識できるくらい「好き」の感情が溢れているでしょう。かなり本気で相手のことを好きなのかもしれないですね。
好きか分からなくなる瞬間の例
- 距離がなかなか縮まらない
相手のことは気になっているものの、話すタイミングが見つからず、相手のことをより深く知ることが出来ないとき、「本当に好きなのか?」と考えてしまうことがあります。
- 許容できないような嫌なところが見つかった
好意を抱いていても、許容できないような嫌な面を見てしまった瞬間、これまで抱いていた「好き」と気持ちが分からなくなってしまうことがあります。
- 連絡が頻繁過ぎる
連絡が頻繁で相手のことが面倒になるときがあります。そういうとき、相手のことが好きかどうか分からなくなってしまいます。
- 日々の生活に追われて恋愛どころではなくなった
プライベートや仕事に追われてしまい、心や時間の余裕が無くなってしまうことで、好きだと思っていた相手に対しての気持ちがわからなくなることがあります。
好きかどうか分からなくなる理由とは?
- 感情に振り回されるのが怖い
相手を好きになると色んな感情が湧いてきます。連絡がなくてヤキモキする気持ちや、相手が別の人と良い感じになっているのを見た時の嫉妬の気持ちなど、さまざまな感情がジェットコースターのように流れてくるでしょう。
そんな感情に振り回されたくないと感じると、好きな気持ちを押し殺してしまうことがあります。様々な感情を発散する自分なりの方法を見つけることで、好きという気持ちを取り戻す勇気を持つことが出来るでしょう。
- 相手に受け入れられないことが怖い
好きな相手に受け入れてもらいたいと思う反面「嫌われたらどうしよう」という不安が湧いてきます。この不安から好きな気持ちを我慢してしまうのです。恋愛は当たって砕けろの精神で行動するしか次のステップに進むことはできません。恋愛はメンタルが強い人か、好きという気持ちにとても正直な人ができるものなのです。
- 性的欲求に嫌悪感がある
好きな気持ちは持っているものの、性的欲求に対して嫌悪感を感じてしまい、好きかどうか分からなくなるということもあります。好きという感情を取り戻すためには、性的欲求に対する嫌悪感を克服する必要があるでしょう。
- 恋愛経験が少ない
これまでの恋愛経験が少なく恋愛感情の「好き」がどういったものなのか、まだ完全に理解できていないことで好きという気持ちが曖昧になってしまうことがあります。判断基準は自分で決めて良いものですが、一般的な判断基準を以下で紹介していくので参考にしてみてください。
好きか分からなくなったときに試せること
- 気になる人と2人で話す機会を増やしてみる
気になるものの、好きかどうかわからなくなったときは、気になる人と2人で話す機会を増やしてみましょう。相手との距離を縮めることで、より相手を詳しく知るキッカケになり相手への気持ちを確かめることが出来ます。相手のことをもっと知りたい気持ちが出てきたり、話していて心地よいと感じるのであれば、好きな気持ちがあるということです。好きかどうかすぐに判断がつかなくても、相手を知っていくうちに自分の気持ちが大きくなっていることに気付くこともあります。
- 相手の恋愛事情を探ってみる
気になる人の恋愛事情について探ってみるのも良いでしょう。好きな人がいる・いないであったり、好きなタイプや付き合う相手の理想像など、恋愛に関する価値観を話し合ってみるのです。恋愛感情で好きなときは、相手に恋人がいたり他の人と話していたりすると嫉妬するはずです。ちょっとでもモヤっとしたら好きな気持ちがあるということです。
- 相手の長所と短所を並べてみる
気になる相手の長所と短所を書き出してみてください。長所が多いということは好きという気持ちがある証拠です。つぎに短所に注目してみてください。短所を少しでも「許せる」「かわいい」と思うなら、相手のことをとても好きだということです。
- 相手との結婚を想像してみる
相手との結婚生活を想像してみるのも良いでしょう。相手と一緒に長く過ごすことが出来るか?が「好き」の判断ポイントになります。楽しい結婚生活を送れる想像が出来たときは、相手に行為がある証拠です。
本気の恋愛とは?
- ドキドキが薄れても一緒に居たい
相手のことを考えるとドキドキしたり、気持ちが温かくなったりするのは本気で相手のことを好きだと思っている証拠でしょう。恋愛の醍醐味は「ドキドキ感」ではありますが、相手を本気で好きだからこそ、信頼や深い愛情で結ばれていくものです。
- 相手の意見を尊重できる
相手のことを本気で好きなのであれば、自分本位ではなく相手本位で物事を考えるようになります。相手の意見や考えを尊重し、応援することができるようになるのです。一方で、自分本位の恋愛は「自分の不満」を相手にぶつけてしまいます。本気の恋愛とは「自分が一番」なのか、「相手が一番」なのかが大きな違いでしょう。
- 相手の嫌なところと向き合える
人と人との付き合いだからこそ、長く付き合うことで嫌な部分も見えてくることがあります。そんなときでも、相手の嫌な部分にもしっかり向き合って許せるのが「本気の恋愛」と呼べるのではないでしょうか。ときには不満を伝えて共に改善の方法を探せる関係がとても理想的な関係といえます。
- 友人や家族に紹介したい
遊びの恋愛と本気の恋愛の違いは、「家族に紹介したい」という気持ちがあるかどうかにあります。遊びの恋愛はそのときが楽しければ良いものですが、相手を本気で好きになるとふたりの将来のことも考えるようになります。そのため、大切な人として「家族に紹介したい」と思うようになるのです。
- 一緒に困難を乗り越えていきたい
軽い気持ちでする恋愛は、楽しい時間だけを過ごしたいと思うものです。困難にぶつかっても共に解決しようという気にはなりません。
一方で本気で相手のことを好きなら、困難な出来事があっても一緒に立ち向かおうと思えるのです。2人で乗り越えなければならないことを乗り越える覚悟があるのは、本気で恋愛している証です。
心理テスト|あの人への気持ちが本気か分かる
相手のことを好きかどうか心理テストで確認してみましょう。質問に3つ応えてください。
質問1
好きな人に次の予定が入っていることを知りながらも、あなたはもう少し相手と一緒にいたいと思っています。このことを伝えたとき、相手はどんな返答をすると思いますか?
次の項目から回答を選んでください。
- 「君のために予定をキャンセルするよ」と予定を変更してくれる
- 「少しくらい遅れても大丈夫かも。それまで一緒にいるよ」と約束の時間を変更し、あなたを優先してくれる
- 「ごめん、約束だから行かなきゃ。また今度ね」と、約束を優先してしまう
質問2
好きな人が作った料理を味見したとき、塩味が足りなかったのであなたは勝手に塩を足しました。それを見たその人は、あなたに対してなんと言ったと思いますか?
次の項目から回答を選んでください。
- 「おいしい!料理得意なんだね」と肯定する
- 「うーん、少し微妙じゃない?」と味付けに不満を持つ
- 「ひどい!なんで勝手に足したの?」と怒る
質問3
好きな人とのおうちデート。相手はどうやってベッドに誘ってくると思いますか?
次の項目から回答を選んでください。
- 「君が欲しいと思ってる」とキザなセリフを言ってくる
- 「今日泊まってく?」とストレートに聞いてくる
- 「終電なくなったけど…どうする?」と回りくどい言い方をする
選んだ回答によって点数が異なります。質問1~3までに該当する項目の点数をを計算しましょう。
点数表 |
質問1 | ① 6点 ② 4点 ③ 2点 |
質問2 | ① 5点 ② 3点 ③ 1点 |
質問3 | ① 6点 ② 4点 ③ 2点 |
計算した合計点数にあてはまる回答へ進んでください。
まとめ
「恋愛感情としての好き」に対して説明してきました。本気の恋愛について、あなたは当てはまった部分はあるでしょうか。好きな気持ちは揺れ動きやすいものなので、焦らず自分の気持ちと向き合いながら、ゆっくりと気持ちを育てていきましょう。
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