7月の誕生石は?
7月の誕生石は「ルビー」と「スフェーン」です。ルビーは炎のような真紅が特徴の宝石で、燃えるような色味が真夏の太陽のようであるところから7月の誕生石となりました。またスフェーンは、黄緑色と分散率の高い輝きを持っていて、色合いが夏に煌めく木々のようであるという理由から7月の誕生石になりました。

ここでは、ルビーとサファイアの石言葉や身に付けたときの効果などについて紹介していきます。

パールの特徴と石言葉

  1. ルビーとは?
  2. ルビーは、酸化アルミニウムを主成分とするコランダムという鉱物の一種で、美しい赤色が特徴の宝石です。またルビーは、ダイヤモンド、サファイア、エメラルドと並ぶ四大宝石でもあります。和名は「紅玉」といいます。

    ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬度(モース硬度9)を持っていて、耐久性に優れています。またルビーの赤色は、クロムの含有量によって決まり、特に深みのある「ピジョン・ブラッド」と呼ばれる赤色のルビーは最高級とされます。

    主な産地はミャンマー、タイ、スリランカ、モザンビークなどで、特にミャンマー産のルビーは最高品質として知られています。
  3. ルビーの石言葉
  4. ルビーの石言葉は「情熱」「勇気」「勝利」「愛」です。

    「情熱」「勇気」「勝利」という石言葉は、古代より戦士たちがルビーをお守りとして身に着け、勇気を奮い立たせたことに由来しています。また「愛」という石言葉は、燃えるような赤色が愛や情熱を象徴することから、恋愛成就の石とされていたことが由来だと言われています。
  5. ルビーの歴史と伝承
  6. ルビーがいつごろ宝石として扱われ始めたのかは、はっきりとは分かっていません。旧約聖書に記述があることから、非常に歴史が古いことは明らかのようです。古代ヨーロッパでは、王族や騎士たちに危険や災難から守る石とされ、勝利へ導く力があると言われていたようです。またルビーという名前は、その赤さから名付けられたもので、ラテン語で「赤」という意味の「ruber」からきているといわれています。
  7. ルビーの効果
  8. ルビーは活力と自信を与え、情熱的な行動を促すとされています。そのため恋愛や仕事など、積極的な姿勢が求められる場面でのお守りとなってくれます。自分の目標に向かって突き進みたい人や、愛を深めたい人におすすめの宝石です。
スフェーンの特徴と石言葉
  1. スフェーンとは?
  2. スフェーンは、チタンを含むケイ酸塩鉱物で、鉱物名としては「チタナイト」と呼ばれる宝石です。和名では「くさび石」と呼ばれます。その最大の特徴は、ダイヤモンドなどに見られる鮮やかなファイア(虹色の輝き)です。黄緑色から褐色、オレンジ、時には赤みを帯びた色合いを持ち、特に鮮やかなグリーンのスフェーンは高価とされます。

    主な産地はマダガスカル、ミャンマー、ブラジル、ロシア、パキスタンなどで、希少性が高いため市場に出回ることは少なく、コレクターズストーンとしても人気があります。モース硬度は5~5.5と比較的低いため、ジュエリーとして使用する際は丁寧な扱いが求められます。
  3. スフェーンの石言葉
  4. スフェーンの石言葉は「純粋」「永久不変」「幸運」「人脈強化」「成功」「目標達成」です。

    スフェーンは身に付けると持ち主の才能を引き出したり、人脈を引き寄せたり、成功へと導く石であることから、このような石言葉がついたといわれています。
  5. スフェーンの歴史と伝承
  6. スフェーンの歴史は古代エジプトからだと言われていますが、注目されるようになったのは最近で、1982年に国際鉱物学連合によってチナタイトと命名されました。スフェーンという名前は、ギリシャ語で「くさび」という意味の「スフェノス(Sphenos)」が由来だといわれています。

    スフェーンは、自然哲学者のマーク・オーガスト・ピクテによって1787年に発見され、彼の誕生日が7月であったことと、スフェーンの鮮やかな緑色が新緑のようであることから7月の誕生石となりました。
  7. スフェーンの効果
  8. スフェーンは、成功や目標達成をサポートしてくれる宝石です。持ち主の才能を開花させたり、心を穏やかに保たせてくれたり、円満な人間関係や人脈を引き寄せる力があるといわれています。また魅力を高めてくれるともいわれ、美や健康のお守りにもなってくれます。
まとめ
7月の誕生石ルビーとスフェーンは、灼熱の暑さと木陰で得られる涼しさのどちらをも表現しているようで、とてもぴったりですよね。どちらも生命力を感じる宝石なので、身に付けた人をしっかりと幸福へと運んでくれることでしょう。
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