6月の誕生石は?
6月の誕生石は「パール」「ムーンストーン」「アレキサンドライト」です。2021年まではパールとムーンストーンだけでしたが、改定されてアレキサンドライトも加わりました。それぞれの石言葉は、パールが「健康」「長寿」「純粋無垢」「円満」「富」、ムーンストーンが「健康」「幸運」「恋の予感」、アレキサンドライトが「秘めた想い」「情熱」「安らぎ」「高貴」です。
今回は、パール、ムーンストーン、アレキサンドライトの3つの宝石について石言葉や由来などを詳しく紹介していきます。
今回は、パール、ムーンストーン、アレキサンドライトの3つの宝石について石言葉や由来などを詳しく紹介していきます。
パールの特徴と石言葉

- パール(真珠)とは?
- パールの石言葉
- パールの歴史と伝承
- パールの効果
パール(真珠)は、二枚貝の体内から採取される宝石です。成分は貝殻と全く同じで、貝の中に入った異物がきっかけで生成されるようになった貝殻の成分が、何層も重なっていくことでパールになっていきます。
パールの主な石言葉は「健康」「長寿」「純粋無垢」「円満」「富」です。
石言葉の由来はそれぞれ、「健康」「長寿」が不老長寿の薬として用いられていたという逸話から、「純粋無垢」が気品と清らかさのある見た目の印象から、「円満」が貝の中で育つところから愛のある家族の象徴とされているところから、「富」が歴代の権力者がみな魅了された宝石であることからついたといわれています。
パールは種類や色ごとにも石言葉がついています。
石言葉の由来はそれぞれ、「健康」「長寿」が不老長寿の薬として用いられていたという逸話から、「純粋無垢」が気品と清らかさのある見た目の印象から、「円満」が貝の中で育つところから愛のある家族の象徴とされているところから、「富」が歴代の権力者がみな魅了された宝石であることからついたといわれています。
パールは種類や色ごとにも石言葉がついています。
ホワイトパール | 「謙譲」「誠意」 |
ブラックパール | 「静かな力強さ」 |
ゴールデンパール | 「成熟」 |
ピンクパール | 「辛抱強い愛」 |
バロックパール | 「芸術性」 |
パールの歴史は紀元前より続いているといわれています。古くから「月のしずく」「人魚の涙」と呼ばれ、高貴な人たちに愛されてきました。純潔さや純粋さなどの印象があることから、結婚式のお祝いに贈られていたそうです。
パールは気持ちを沈め、前向きな気持ちにしてくれる効果があるといわれています。特に白のパールは、精神性や優しさ、純粋さの象徴であり、心穏やかにし、そしてグレーのパールは、心配事を和らげ成功に導くといわれています。
ムーンストーンの特徴と石言葉

- ムーンストーンとは?
- ムーンストーンの石言葉
- ムーンストーンの歴史と伝承
- ムーンストーンの効果
ムーンストーンは、月のような青白い光が入った宝石です。和名では「月長石(げっちょうせき)」と呼ばれます。複雑な色味と光の加減が魅力の石です。この複雑な色味は、石が形成さがれる途中に成分が分離することでできると言われています。
ムーンストーンの石言葉は「健康」「幸運」「恋の予感」です。これは、古くからムーンストーンには月の優しい光が持つ体の調子を整えたり、幸運をもたらしたりする力が宿るとされていたことからついたといわれています。
ムーンストーンは紀元前1世紀ごろからあったといわれています。1600~1800年ごろまでは、ギリシャ語で「月」という意味の「セレニーテス(selenites)」と呼ばれていたといいます。古くから、月の満ち欠けのような見え方をすることから神が宿るといわれたり、月にまつわる伝承がたくさん残されていたりします。例えば古代ローマでは、ムーンストーンを口に入れると未来が見えるといわれていたそうです。
ムーンストーンは、心身のバランスを整えたり、感受性や直観力、慈愛の心を育てるといわれています。また、ネガティブな心をを取り除きストレスや不安を和らげていくともいわれています。
アレキサンドライトの特徴と石言葉
- アレキサンドライトとは?
- アレキサンドライトの石言葉
- アレキサンドライトの歴史と伝承
- アレキサンドライトの効果
アレキサンドライトは、光によって色が変わるクリソベリルという鉱物の一種です。昼は深く濃い緑色、夜はピンクみのある赤色になるため、「昼のエメラルド」「夜のルビー」とも呼ばれます。
アレキサンドライトの石言葉は「秘めた想い」「情熱」「安らぎ」「高貴」です。これは、アレキサンドライトが2色に変化するところから、相反する性質を持つことや秘めた能力や思いがあることになぞらえてついたといわれています。
アレキサンドライトは、1830年にロシアのウラル山脈で発見された宝石です。ロシアでは皇帝が身に付ける貴重な宝石であったことから「皇帝の宝石」とも呼ばれています。アレキサンドライトという名前も、皇帝アレキサンドル二世にちなんで付けられたものです。
ただ、ウラル山脈での採掘は長くは続かず、現在ではそのほとんどが東アフリカやブラジル、スリランカで採掘されています。
アレキサンドライトは、自分を貫く強さや勇気、個性、独創性を高める効果があるといわれています。リーダー性や感情をコントロールする力も育たせるといわれる力強い宝石です。
まとめ
6月の誕生石である「パール」「ムーンストーン」「アレキサンドライト」。パールはどんな人にも似合う宝石ですよね。少し希少性の高いものを身に付けたいというのであれば、ムーンストーンも上品さがあるのでおすすめです。アレキサンドライトはクールな上品さが欲しいときに選ぶと良い宝石です。
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