ペンタクルの4とは?

ペンタクルの4は、コインがモチーフとなったカードのことで、タロットカードの小アルカナにあたります。ペンタクルの4が持つキーワードは、「基盤」「執着心」「手堅さ」など。手にした豊かさを大事に抱えて手堅い選択をしたことを意味するカードです。
今回は、そんなペンタクルの4の詳しい意味や正位置・逆位置での解釈を紹介していきます。
今回は、そんなペンタクルの4の詳しい意味や正位置・逆位置での解釈を紹介していきます。
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ペンタクルの4の世界観と絵柄の意味

ペンタクルは、お金や地位など、経済的なものや物質的なものの価値を意味します。物の価値は人それぞれ。お金を一番に考える人もいれば、収集しているものに大きな価値を感じる人もいます。ペンタクルのカードに描かれているコインは、物質的な物を大事にする人々の価値観を表しているのです。
ペンタクルの4は、地位や財力など基盤が整い、そこから動かないように守りに入っていることを意味します。コインを足に敷き、抱え込む男性は、コインが表わす経済的なものに安定を求めて執着しているのです。
ペンタクルの4は、地位や財力など基盤が整い、そこから動かないように守りに入っていることを意味します。コインを足に敷き、抱え込む男性は、コインが表わす経済的なものに安定を求めて執着しているのです。
コイン | 4枚のコインは、男性が手にした財産や地位、権力、成功などを意味します。 |
男性 | コインを抱えている男性は、安定など確かなものを大事にしていることを意味します。大事そうにぎゅっとコインを抱きしめる様子は、それだけ執着心や所有欲が強いことを表しています。 |
街 | 男性の後ろに広がる街は、商業施設などお金を使う場所を意味します。男性はその街には見向きもせず、手にした富を手放したくないと強く思っています。 |
ペンタクルの4|正位置の解釈

- 基本的な解釈
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- 仕事
- 転職
- 人間関係
ペンタクルの4の正位置は、堅実な道を選びたい気持ち、失敗をしたくないという気持ちが高まっていることを意味します。安定志向が高まっているときなので、新しいチャレンジには気が乗らず、後手に回りやすいでしょう。
ペンタクルの4の正位置は、安定的な関係になれることを意味します。今ある幸せな状況を手放したくない気持ちや、相手と長く一緒に居たいという気持ちが高まっていくことでしょう。
ペンタクルの4の正位置は、あなたへの執着心が高まっていることを意味します。自分だけを気にかけていて欲しい気持ちや、これからも変わらず接して欲しい気持ちがあるようです。
ペンタクルの4の正位置は、仕事に関して守りに入っていることを意味します。周りからの評価を気にしすぎたり、新しいことをして失敗したくないと思ったりする状況になっていくようです。少しだけ視野を広げることで、より豊かさを手にすることができるでしょう。
ペンタクルの4の正位置は、転職に関して、現状を変えるほどの行動力を持てないことを意味します。転職活動を初めても、及び腰になってしまうので、あまり満足のいく結果は得られないでしょう。なぜ転職したいのか、どういう将来にしたいのかなど、転職する理由や志望動機を固めてから行動に移してみてください。
ペンタクルの4の正位置は、新しい交流より、安心感のある旧知の仲を大事にしようという意識が高まっていることを意味します。そのため、もともと仲の良かった人とは上手く関われますが、新しい人には心を開けずギクシャクしやすいでしょう。
ペンタクルの4|逆位置の解釈

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- 人間関係
ペンタクルの4の逆位置は、欲や執着心が高まって身動きが取りづらくなっていることを意味します。保守的になりすぎて、私利私欲に走ったり、不安な気持ちが強くなりすぎたり、モヤモヤが溜まりやすくなるでしょう。
ペンタクルの4の逆位置は、進展が見られないことを意味します。自分を守りたい、否定されたくないという気持ちから、相手に一歩踏み込めなかったり、本音を言えなかったりと、積極的な行動ができなくなるでしょう。
ペンタクルの4の逆位置は、あなたに積極的になれないと思っていることを意味します。好意があっても、自分に自信がなかったり、プライドが邪魔をしたりして、行動には移せないようです。身勝手な振る舞いが多くなるときでもあるので、振り回されたくないのであれば今は近づかない方が賢明でしょう。
ペンタクルの4の逆位置は、あなたに積極的になれないと思っていることを意味します。好意があっても、自分に自信がなかったり、プライドが邪魔をしたりして、行動には移せないようです。身勝手な振る舞いが多くなるときでもあるので、振り回されたくないのであれば今は近づかない方が賢明でしょう。
ペンタクルの4の逆位置は、転職に関して、見栄やステータスがすべてになっていることを意味します。そこばかりに目が行くと、志望先の人に見抜かれて、信頼を得られないでしょう。あなたの心が何を望んでいるのかをはっきりとさせて、一貫性のある態度で臨みましょう。
ペンタクルの4の逆位置は、自分を守ることが一番になり、相手への配慮が欠けやすいことを意味します。自分が傷つくのは怖いのに、相手が傷つくことには無関心になっていると、信頼関係は築けません。もし今人と関わる余裕がないのであれば、無理に人と関わらなくても良い時期なのかもしれません。
ペンタクルの4の解釈まとめ
ペンタクルの4は、正位置でも逆位置でも、保守的になっていることを意味します。守りたいものを犠牲にしてまで、積極性を出す必要はありません。ただ、今持っているもの以上のものを欲しいと思うのであれば、保守的な思考からは抜け出す必要があるでしょう。
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