ワンドの10とは?

ワンドの10は、ワンドというこん棒がモチーフとなったカードのことで、タロットカードの小アルカナにあたります。ワンドの10が持つキーワードは、「重荷」「執着心」「責任」など。抱えきれない荷物を、誰にも頼れず一人で抱えていることを表すカードです。
今回は、そんなワンドの10の詳しい意味や正位置・逆位置での解釈を紹介していきます。
今回は、そんなワンドの10の詳しい意味や正位置・逆位置での解釈を紹介していきます。
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ワンドの10の世界観と絵柄の意味

ワンドは、人間の原始的な力を表します。こん棒や杖は、火を起こす道具であったり、家を作る材木であったりと、生きるための道具です。そのためワンドのカードは、「生命力」や「バイタリティ」「意志」「向上心」「創造力」などを象徴します。
ワンドの10は、手に負えない重圧を抱えていることや、重荷になっていても手放すことのできない執着心を意味します。カードの絵柄はそんな、こん棒を置くか人を頼っても良いのに、そうしない男性が描かれています。
ワンドの10は、手に負えない重圧を抱えていることや、重荷になっていても手放すことのできない執着心を意味します。カードの絵柄はそんな、こん棒を置くか人を頼っても良いのに、そうしない男性が描かれています。
こん棒 | 10本のこん棒は、責任や課題、重圧などを意味します。 |
男性 | 10本のこん棒を運ぶ男性は、力量に見合わない責任や、課題を抱えていることを意味します。 |
街 | 奥に見える街は、目標達成地点を意味します。男性は街に向かって進み、こん棒を運び切ろうと奮闘しているのです。 |
ワンドの10|正位置の解釈

- 基本的な解釈
- 恋愛:今後の2人の関係
- 恋愛:あの人の気持ち
- 仕事
- 転職
- 人間関係
ワンドの10の正位置は、執着心や責任感を抱えていることを意味します。自分では抱えきれないほどの重荷になっていても、周囲を頼ったり手放したりできないそんな頑なさも表しています。
ワンドの10の正位置は、義務感が強い関係になっていることを意味します。こうしなくてはいけない、こうした方が良いかも、という考えに縛られて、お互い相手のことがよく見えなくなっているようです。
ワンドの10の正位置は、相手の気持ちばかり大事にしようとしていることを意味します。自分がどうありたい、どうしたいは後回しにしていて、心労が溜まってきているようです。
ワンドの10の正位置は、仕事量や仕事内容が、負担になって過労が溜まることを意味します。周囲に相談して、無理に抱え込みすぎないようにする方が、今後のキャリアや信頼を築く上では大事になるでしょう。
ワンドの10の正位置は、転職に関して、心の負担となるような道を、選びがちなときであることを意味します。無理をし過ぎずに済み、あなたの心と身体にしっくりくる職を見つけられるように、気持ちを緩めて過ごしてみましょう。
ワンドの10の正位置は、自分が頑張ることで、関係を維持しようとしていることを意味します。良好な関係を築くためには、お互いの努力が必要です。尽くしすぎたり、言えないことを言えなかったりするようであれば、今はその相手と向き合えるタイミングではないということでしょう。
ワンドの10|逆位置の解釈

- 基本的な解釈
- 恋愛:今後の2人の関係
- 恋愛:あの人の気持ち
- 仕事
- 転職
- 人間関係
ワンドの10の逆位置は、重圧に耐えきれない限界まで来たことを意味します。楽になりたい気持ちや、責任から逃れたい気持ちを表します。
ワンドの10の逆位置は、辛さを感じたまま関係が続くか、耐えきれなくなって離れる選択をするという意味があります。お互いに心労が限界まで溜まっていて、恋愛をしている余裕がない状態にあります。今は、距離を置くことが賢明でしょう。
ワンドの10の逆位置は、あなたの気持ちが重荷になっていることを意味します。あなたが相手に寄りかかりすぎているか、相手の許容量が少ないのか、どちらにせよ今の2人は噛み合う状態にいないようです。
ワンドの10の逆位置は、投げやりな気持ちになりやすいことを意味します。任されている仕事が負担になったり、トラブルが続いてやる気を失くしたり、責任を放棄したくなるでしょう。言い訳をして責任逃れをするのではなく、正当な理由で心のバランスを保てるように動いてみましょう。
ワンドの10の逆位置は、転職に関して、対応しきれない状況に置かれて、逃げ出したくなることを意味します。一度落ち着いて状況を把握し、冷静な対応をすることで新たな可能性を見つけられるでしょう。
ワンドの10の逆位置は、人に八つ当たりしたり、向き合えなかったりすることを意味します。その場の流れや相手の勢いに流されず、落ち着いて話をするようにしましょう。
ワンドの10の解釈まとめ
ワンドの10は、正位置でも逆位置でも、抱えすぎていることを意味します。正位置であれば、手放すことが解決になるかもしれませんが、逆位置だと、自分に甘くなっている可能性も教えてくれます。そのためワンドの10が出たときは、おごることなく謙虚に、そして思い込みで状況を判断できるように心がけてみると良いでしょう。
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