
目次
西洋占星術における「土星」とは?
西洋占星術における「土星」は、主にその人の人生における課題や、コンプレックスなどを表します。
「土星」の星座が安定性を司ると言われるのは、この課題をクリアすることで、人としての偏りを少なくしてバランスを取ろうとする働きを担っているからです。
また、誰もが試練が与えられる時期「サターンリターン」という「土星」の動きも、「土星」を語る上では欠かせません。人生を安定させたいと思う人は、ぜひチェックしてみてください。
それでは、西洋占星術における「土星」について、より詳しく見ていきましょう。
天体における「土星」について
天文学において土星は、太陽系の中で2番目に大きい惑星です。木星と同様に、水素とヘリウムからできたガス惑星で、固体は観測されていません。密度はとても低く、水よりも低いのでもし水に浮かべると、土星丸ごと水の上に浮くくらいだとされています。そして、土星には衛星が現在146個という太陽系一の数を有しているとされています。
また、自土星の最大の特徴といえば、土星を囲むように浮かぶリングです。このリングの正体は、無数の氷の粒や岩石の破片です。このリングがなぜできたのかは諸説ありますが、有力な説は、土星の強力な重力によって破壊された小惑星や彗星が、そのまま土星の重力に捉えられて公転の遠心力によって、リングのある位置に留まっているというものです。
このリングは数10~数100メートル程しかないので、地球からだと約15年に1度、真横を向いて見えなくなるときがあるそうです。
「土星」にまつわる神話
西洋占星術で使われる名称の由来は、ギリシャ神話の神々です。歴史は占星術のほうが古いのではと考えられていますが、現代に伝わる西洋占星術は、ギリシャ神話の神々の性格や逸話の影響で、天体の名前や象徴的な意味などの部分が確立されたとされています。
「土星」に対応するギリシャ神話の神は、ゼウスの前に神々の王に就いていた天地の支配者クロノスです。
クロノスは、ゼウスによって倒され世代交代をした神なのですが、クロノスもまた父であるウラノスを倒して王の座に就いた神とされています。父のように自分も息子に権力を奪われるという予言を聞いたクロノスは、子供を次々と飲みこみ、その予言を打ち砕こうとしましたが、ゼウスによってその予言は達成されてしまうのです。
この子を飲み込むという行為が、成長を抑え込む抑制の力や、その課題や試練を乗り越え、成熟していくという現代の西洋占星術の「土星」が示す意味になっていったとされています。
ホロスコープ上の「土星」の位置から分かること
| 象徴するもの | 課題、責任、保守的、憂鬱、安定性、形式 |
|---|---|
| 公転周期 | 約29年 |
| 発達期 | 56歳~70歳 |
| 支配星座 | 射手座、魚座 |
| 逆行の有無 | あり(約1年に1度、期間は約4か月間) |
「土星」が表す基本的な要素
西洋占星術における「土星」は、人生における課題やコンプレックスを表します。そのため、その人の「土星」の位置を見ると、その人が取り組むべき課題や、苦手意識があるものが分かります。
また「土星」は、最も強い性質を弱め、最も弱い性質を強めるという均衡を取る役割を担っています。例えば、感情的になりそうになったときには、気持ちを落ち着かせようという自制心が出て来たり、積極性に欠けるときはどうしても積極的に動かざる負えない状況が「土星」の働きに沿って訪れたりします。
というのも、「土星」は安定性を司る天体。精神的に成熟した大人的な要素を持っているので、個人の欲ばかりを追求しようとするとストップがかかったり、課題に直面したりします。
「土星」が克服した方が良いことを教えてくれるのも、1人の人間としてバランスが取れるように、得意なことばかりではなく苦手なことを和らげられるように、計らってくれているからなのです。
「土星」が人生において示していること
「土星」の発達期は、56歳~70歳。そのため、「土星」が示すことは、人生の最大の目的(ゴール地点)とも言われます。
「土星」の役割は、人生において方向性をメンテナンスしてくれる調整役です。ただ調整には、何をもって調整完了とするのかという基準が必要ですよね。
主にその基準は、家庭や幼少期の出来事、社会の常識が元となっています。だからこの基準は、とも個人的な定規に沿ったものであり、人によって異なります。もし、この基準が曖昧なままだと、家庭教育や広く一般的に言われていることが、自分の尺度に置き換わってしまうとされています。
サターンリターン(土星回帰)とは?
「土星」を語る上で欠かせないのが、サターンリターン(土星回帰)です。
サターンリターンとは、生まれてから約29年周期で訪れる、「土星」が生まれたときのホロスコープ(出生図)の位置に戻ってくることを言います。この期間には、真の大人になるための試練が訪れ、結婚や転職など大きな変化が起こるとされています。
ただこの期間は、人によって意味合いがやや異なります。例えばもし、これまで一般常識や世間体など自分の価値観以外に沿って生きていた人には、その偽りの姿を考え直し自分と向き合うための機会となります。中には体調不良が起きて、自分を見つめ直す流れが来ることもあるとされています。
一方で、自分の課題から逃げずに向き合って努力を重ねてきた人にとっては、苦労が報われ、成果や安定を得られる期間となるとされています。
試練も課題も、人によって生き方はさまざまです。どんな試練が訪れ、そしてどんな人生にしていくのか、この機会に考えてみても良いかもしれませんね。
「土星」が逆行するとどうなる?
「土星」は、約1年に1度逆行する天体です。逆行期間は、約4か月間続きます。
「土星」が逆行する期間は、社会通念的な考えから離れて、個人の価値観を優先するようになります。そのため、自分にとっての課題に直面したり、社会と自分の価値観との矛盾がはっきりと見えたりすることがあります。
サターンリターンほどの大きな変化はないかもしれませんが、毎年だれにでも平等に計画を見直す機会が訪れるということですね。
「12ハウス」と「12サイン」の見方
「12サイン」とは?
「サイン」とは、ホロスコープの円を30度ずつ12分割に分けた分類法で、その人の性格や心理を表すものです。星座占いに使われる12個の星座が、それぞれ当てはめられています。
「12ハウス」とは?
「ハウス」とは、ホロスコープを12分割にした分類法のことで、恋愛運や金運など、人生におけるあらゆる面でのその人の在り方や特徴を見るために使用されます。
それぞれのハウスは均等ではなく、大きさが異なります。そして「ハウス」とはサイズが異なるので、「ハウス」と「サイン」は完全に重なることはなく、ホロスコープ上で見ると若干ずれがあります。
「ハウス」と「サイン」の詳しい見方
西洋占星術は基本的に、この「ハウス」と「サイン」そして「天体」を、組み合わせて読み解きます。
- 天体 : 自我、安心感、義務など、主語となる性質を表す
- サイン : 情熱、共感、交流など、「どうのように」の部分を担う性質を表す
- ハウス : 友人や恋人、兄弟との関係、仕事、結婚など、場面や状況を表す
- 太陽 : その人の自我、最も重要としていることなど
- 乙女座 : 分析力、奉仕精神など
- 11ハウス : 友人、趣味サークル、理想など
『あなたが最も大切にしていること(太陽)は、友人との交流や趣味仲間にとって(11ハウス)貢献できる存在になること(乙女座)』
土星×12サインの特徴
人生において、とても大きな要素を占めるので、しばしば「職業」の方向性を示すこともあります。転職に悩む人は、どんな方向性を持てば心が満足できるのか、「土星」を見てみるのも良いかもしれませんね。
牡羊座の土星
土星が牡羊座にある人は、土星を制御できないうちは、自我が強すぎたり、差別や人を無視したりする傾向があります。もしくは、身内の人の誰かの趣向や在り方を真似るので、自分での制御がきかず、悪意は無いのに、積極性が乱暴さに繋がることも多々あります。
ただし、安定してくれば、積極性やチャレンジ精神を上手くコントロールして、新しい分野に挑戦したり新しい道を切り開いて行くこともできる人です。
牡牛座の土星
土星が牡牛座にある人は、色や味、音など五感に関連する物事を充実させることを求めようとする傾向があります。そのため、料理や音楽、スタイリストなど感覚的な要素が大事にされる分野で成功しやすいでしょう。
ただ、その感覚へのこだわりが強く出すぎることが課題になりやすく、環境の変化などでこだわれなくなると不安になりやすいという特徴もあります。基本的には、職人気質を活かして、安定した規則正しい生活を送れる環境の方が性に合っているでしょう。
双子座の土星
土星が双子座にある人は、数学や言語、論理的根拠のある学問への関心が高く、サターンリターン頃までは、その好み自体が周りとの違いになるのでコンプレックスになることがあります。ただ、その能力を活かせると自信もついてきます。そのため、興味がある題材に集中できる職に適性があり、学者や教師などだとより力を発揮できるでしょう。ただし、曖昧なことは全般苦手なので、感情の共有には苦労するかもしれません。
蟹座の土星
土星が蟹座にある人は、他者や家族との信頼関係を築くことに、より精力を注ごうとする人です。特に感情面での繋がりを大事にするので、自分の感情にも他者の感情にも敏感で、とらわれがちです。その解決方法として、自分の感情を抑えることを選びがちですが、それだとずっと我慢と忍耐のときになるので、小出しに気持ちを吐き出すことを学ぶと良いでしょう。
また、伝統や家族の影響を受けやすく、新しい流れや価値観、他者の言動には対応しづらいという柔軟性に欠けた面も持っています。
獅子座の土星
土星が獅子座にある人は、演技や芸術など目立つ世界への関心が高く、芸能的な職業で成功しやすい傾向があります。分かりやすく型が決まっていることを好むので、古典芸能やお手本が多い世界のほうが活躍の道筋を立てやすいでしょう。一方、創造性にはやや欠けがちなので、表現にユーモアや独創性を求められると困惑しがちです。
乙女座の土星
土星が乙女座にある人は、生活や実務的なところに細かいこだわりがあり、適当や誤魔化しのある状態を嫌います。そのためときに頑固で小うるさい人と思われがちです。礼儀や節度にもこだわりがあり丁寧なので、他者との距離は広めです。こういった性格なので、事務や経理、医療、科学など堅実さと丁寧さ、精神力、細かさなどを要求される職に向いています。
天秤座の土星
土星が天秤座にある人は、他者との人間関係のバランスに悩みやすく、共同作業が苦手だったり、横並びの人付き合いが苦手だったりします。ただ、人付き合いへの関心は高く、どうしたらより良く人と関わっていけるかをたくさん試行錯誤します。
その試行錯誤を活かして、人材教育やマネジメント、指導者、世渡り力などに活かすと良いでしょう。また、反対のことを言うと、人より抜きんでる力があるということなので、目立つことを求められる世界にも向いています。ただし、独自の人との距離の取り方があるので、踏み込まれると冷淡になりがちだったり、弁護士的な視点で利権問題に強くなったりします。
蠍座の土星
土星が蠍座にある人は、気持ちや願望を直接ストレートに伝えることが少なく、計算して裏から手を回す形で願いを叶える方法が得意です。人への影響力を計算すること自体が得意なので、権力志向になる傾向があります。また、裏切られることに過剰に反応しがちで、報復したり、圧力をかけて気持ちを晴らそうとすることもあります。
射手座の土星
土星が射手座にある人は、哲学や宗教、思想問題などへの関心が高く、長期的な視野で熱心に探求する人です。他には、古代文明や精神世界、スピリチュアルなどロマンがあるものにも関心があり、歴史を辿って深く調べものをしていくこともあります。こういった探求心が豊富な人なので、教育や研究、社会・政治評論家などの世界に向いています。
山羊座の土星
土星が山羊座にある人は、地元愛やローカルな伝統への愛着が湧きやすく、所属している文化や組織の風潮を何より大事にします。そのため、自分の主張があっても、コミュニティと意見が違えば、自分の考えを言うことはありません。
さらに、あらゆる方面に可能性があるポテンシャルがありますが、目立って突出したことをする気がないので、何かしらの才能が抜きんでることはありません。また、義務感という言葉に弱く、責任を背負うとそこから逃げようとはしません。そのため、年上や上司から好かれがちです。
水瓶座の土星
土星が水瓶座にある人は、普遍性や恒久的な知識、確実性のあることにしか信頼を向けることはできず、曖昧なことや流行のものには懐疑的です。流されることがないので、確固たる自信があるように見られることが多いのですが、その信念の根底にあるのは論理性であって、思想ではありません。そのため、個人的な思想やローカルな伝統には見向きもしません。
確信があれば、自分の意思を信じ意見を曲げることがないので、ときどき冷淡な人と見られることもあります。こういった性格なので、ロジックが大事なエンジニアなどITや機械に関わる仕事に適性があります。
魚座の土星
土星が魚座にある人は、自分を過小評価して奉仕的な役割に回ることが多く、中には搾取とも言えるような自分を痛めつけるレベルの奉仕を施すこともあります。そのため、社会から離れたところや空想、ノスタルジックな世界に自分の居場所を見つけて、避難しようとする傾向があります。
合理的なことよりも人の感情を大事にしがちなので、精神世界や神秘の世界に興味を持ち、その分野で活躍することもあります。精神世界との関りは千差万別。自分なりの哲学を人に伝えるも良し、学問として探求するも良し。中には、家族に伝えて理解してもらおうという人もいるでしょう。
土星×12ハウスの特徴
第1ハウス(自立・自己)
「土星」が1ハウスにある人は、自分の決めたルールや理想に当てはめようとします。ただ理想は高く、自分で制限をかけることが多いので、理想と現実のはざまで苦しむことがあります。妥協なく完璧を目指すので、やや要領が悪く成功までの道は長くかかりがちです。
ただ、目標を達成すると温和で包容力のある余裕のある性格になります。自分で自分を追い込みやすいところをある程度のところで留めつつ、精神状態を保つために健康に注意することで、高い位置で自信を保ち続けることができるでしょう。
第2ハウス(財産・価値)
「土星」が2ハウスにある人は、経済センスが磨かれやすい環境に置かれやすく、貯蓄や実務能力などのお金の管理が得意になります。お金への意識が向きやすいので、金銭面での不安を抱えやすく、安定した仕事や平凡で変化の少ない生活を送ることで安心しようとします。
ただ、若いうちはその不安や節制しようという意志がコントロールできず、反動で浪費家になる人もいます。また、自分の感性や本能を抑えようとする傾向があり、本来の資質の開花をためらいがちになります。
第3ハウス(知性・交流)
「土星」が3ハウスにある人は、幼い頃は教育環境に恵まれず、教養や倫理観の発達が遅れがちです。大人になってからは身につきますが、幼少期に定着したものではないので、やや居心地の悪さも感じやすいでしょう。
さらに、自分より多くのことを知っている人には、気後れするような性質も持ちがちです。ただ、人の言っていることの真偽を確かめようとする力も身につきます。正しさとは何かが揺らぎやすいので、大事にしたい核はしっかり定めていた方が良いでしょう。
生涯、学び続けることがテーマとなりやすいので、論理的な事象から人間性まで、幅広いことに自ら視野を向けてみることで過ごしやすくなるかもしれません。
第4ハウス(家庭・基盤)
「土星」が4ハウスにある人は、厳しい教育や偏った教育のされる環境に置かれる傾向があり、気持ちの揺れ動きを解放できないという特徴があります。上品な佇まいが身につくこともありますが、実家や家庭という環境に縛られやすくもあります。家という環境を離れて、多くのことを学ぶことで、可能性が広がっていく人です。
第5ハウス(創造・恋愛)
「土星」が5ハウスにある人は、自分の感覚に根付いた気持ちを、素直に表現することにためらいがちです。つまり、シャイということです。恋愛においてもその傾向が見られるので、好きという言葉を言うことに抵抗を感じやすいということもあります。
その他の性格に見られがちなのは、挑戦心や冒険心が不足しやすいということ、そして自分がシャイなだけに他者の自由奔放さがわがままに見えるという傾向があります。
得意な方面は、科学や数学、実務能力系、研究そのもの、そして古風なものです。そのため、プログラムなどのIT系に進んだり、伝統芸能関連、不動産関連などに縁があるでしょう。
第6ハウス(労働・奉仕)
「土星」が6ハウスにある人は、安定した精神力があるので、基本的には健康で、能力や気分のブレが少ないタイプです。もしそういった体調などの変動がじぶんのなかで起こると、自分に振り回されていると感じて、その波が目立たないように無理をしがちです。
このように我慢強いので、ストレスの多い環境や退屈に感じる仕事でも、耐えることができます。けれど、その我慢の限界は完全に気付かないうちに近付いていて、体や心の不調となって現れます。だから、「土星」が6ハウスにある人は、ストレスの発散方法が課題となるでしょう。
第7ハウス(対人関係・結婚)
「土星」が7ハウスにある人は、主に婚姻関係を結んでいるようなパートナーから、試練を与えられて人生のバランスが取れる運勢を持っています。というのも、自分で自分に厳しさを課すような性格ではなく、自分一人では生活において秩序がなくなるので、相手から道筋を示してもらうことを好む傾向があるからです。
そのため、古風な家庭環境などのほうが安心感を感じます。中には、自分の父親や理想の父親像に近い人を結婚相手に選ぶ人も多くいます。また、仕事などの社会生活は、先生や権威のある人からの教えに導かれやすいという特徴があります。
第8ハウス(共有・変容)
「土星」が8ハウスにある人は、感情を使って他者と交流する機会が少なかったり、必要性を感じなかったりするので、冷たい人に見られることが多い傾向があります。情はあっても、その情を見せまいとするところもあります。
さらに、感情優位よりも、メリット・デメリットや論理性などを重視しがちで、人にもそれを押し付けるところがあるので、本音が見えづらいということもあります。ただ、一度深く関わった相手との縁は長く続けようとするので、一緒に居る時間が長い相手ほど心を許している相手という愛情表現をしがちです。
また、恋愛面では、禁欲的になろうと努力するか、感情のやり取りの少ない落ち着いた関係を目指す傾向があります。
第9ハウス(探求・哲学)
「土星」が9ハウスにある人は、普遍的で常識的な思想を追い求めるので、決定や変化をもたらすのに時間がかかるタイプです。義務や責任を重んじる性格もあり、最終的に世間の常識を一番に重視するようになりがちです。
考え方が変わるのがゆっくりなので、流行や浮き沈みの激しいことには疎い傾向があります。そのため、伝統や深い研究の必要な分野に適性があり、研究者や教師としての素質を持っています。
ただし、理解に困る価値観や文化には、偏見を抱きやすく排他的になりがちです。偏るのは誰にでもあるとしても、排他的になって攻撃性を振るうと良くないので、そのあたりの調整が必要な人生をなるでしょう。
第10ハウス(仕事・社会目標)
「土星」が10ハウスにある人は、責任者や管理者など、安定した環境の中での高い地位を求める傾向があります。実際、社会的な地位を築きやすい安定志向と強い使命感を持っているので、高い地位に築くことも可能です。
ただ、基本的には安定した環境を好むので、革新的な権力者になるというよりは、保守的な振る舞いが多く、一度得た地位を失わないように保身に走りやすいでしょう。また、面白みや冒険心には欠けるので、他者の自由が気にくわないと感じやすいでしょう。他者に制限を課し過ぎず、ある程度の自由を受け入れられると人間味の深さは増すでしょう。
第11ハウス(仲間・理想)
「土星」が11ハウスにある人は、友人から現実的なアドバイスや忠告を受けやすく、真面目な友人に囲まれていた方が安心します。自分の未来計画や生活設計も、平凡で実利的なものにしようとする傾向があるので、飛躍した考えを思い浮かべることは少なく、着実な努力をしようとします。
自分は平凡でまっとうだと信じたいので、資格やクラブなど説明会や勉強会にいそしむことも多めです。
第12ハウス(潜在意識・隠遁)
「土星」が12ハウスにある人は、心理的な重圧を感じやすく、さらには重圧を自分で生み出すこともあるので、憂鬱で警戒心の強い性格になりやすいという傾向があります。ときには自分が社会や公平性から疎外されていると感じることもあり、小さなコミュニティの中で理想の自分と秩序を作り上げようとします。それはときにSNSだったり、友人・家族の間だったりします。
特に関心が高いのは、精神世界や魂、心理、宗教の世界で、そういった方面にどれだけ詳しいかで人間性をはかることもあります。
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